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特に重要なセキュリティ欠陥・ウイルス情報

2012/08/30(木) Java SE 7 に未修正の欠陥、Web ブラウザで Java を無効にしてください

マルチOS

Java SE 7 系列 (最新の Java SE 7 Update 6 を含む) に未修正の攻略可能な欠陥が発見されました。この欠陥を悪用するマルウェア(ウイルス)も各地で確認されています。

Windows 版・Mac 版・Linux 版のいずれの Java SE 7 にも欠陥があります。

更新プログラムはまだ公開されていません。次のいずれかの方法で回避してください。

  • Java をアンインストールする。
    Javaを使用していないのであれば、これが一番確実な方法です。
  • Web ブラウザで Java を無効化する。
    攻撃の多くは Web 経由ですので、Web ブラウザで Java を無効化すれば、それらを回避できます。Java を使用する Web ページを閲覧したい場合は、たとえば次のように行います。
    • 普段よく使う Web ブラウザでは Java を無効化する。
    • 別の Web ブラウザをインストールしておき、Java を使用する Web ページを閲覧したい場合は、そのブラウザを使用する。
  • Java SE 6 系列 (最新は Java SE 6 Update 34) にダウングレードする。
    Java SE 7 をアンインストールし、Java SE 6 をインストールし直す方法です。現時点では、攻略可能なのは Java SE 7 系列だけですので、この方法も選択肢に入ります。こちらからダウンロードできます。しかし Java SE 6 Update 34 にもセキュリティ欠陥は確認されており、推奨できる方法ではありません。

Web ブラウザで Java を無効化する方法

Internet Explorer (IE)

  1. 8484.disable_5F00_java_5F00_in_5F00_IE.reg をダウンロードし、デスクトップ等に保存します。
  2. 保存した 8484.disable_5F00_java_5F00_in_5F00_IE.reg をダブルクリックして実行します。管理者権限が必要です。
  3. IE を再起動します。

Firefox

Java アプレットを無効にするには (Mozilla) を参照してください。

Safari

Safari で Java Web プラグインを無効にする方法 (Apple) を参照してください。

Google Chrome

プラグイン (Google) の「特定のプラグインを無効にする」を参照して、Java プラグインを無効にしてください。

Opera

  1. アドレスバーに opera:plugins と入力し、「プラグイン」ページを開きます。
  2. 「プラグイン」ページで、Java プラグイン (「Java Platform SE …」) の「無効にする」をクリックします。無効化されると、全体がグレイアウトされます。

2012.09.18 追記

Java SE 7 Update 7 および Java SE 6 Update 35 で修正されています。Mac 版も公開されています。

2012.12.17 追記

Java SE 7 Update 10 では、「Web ブラウザでの Java 無効化」を、Java コントロールパネルから簡単に設定できるようになりました。[セキュリティ] タブの「ブラウザで Java コンテンツを有効にする」のチェックを外すだけでよいです。

2012/08/22(水) Flash Player 11.4.402.265 for Windows / Mac、11.2.202.238 for Linux、AIR 3.4.0.2540 公開

マルチOS

Flash Player 11.4.402.265 for Windows / Mac、11.2.202.238 for Linux、10.3.183.23 for Windows / Mac / Linux、11.1.115.17 for Android 4.x、11.1.111.16 for Android 2.x / 3.x および AIR 3.4.0.2540 が公開されています。6 件のセキュリティ欠陥が修正されています。Linux 版 11.2 は APSB12-18 と同じバージョン (11.2.202.238) のままですので、今回の修正があらかじめ含まれていたと思われます。

Flash Player は狙われやすいソフトウェアの1つです。利用者は速やかに更新して下さい。

Flash Player 11.4.402.265 / 11.2.202.238 は Adobe のダウンロードページから入手できます。また Windows / Mac / Linux 用のバイナリについて RINS web ページでも配布しています (学内からのみ入手可)。

原則として Flash Player 11.4.402.265 / 11.2.202.238 に更新して下さい。Flash Player 10.3.183.23 は、互換性の問題等によりどうしても更新できない場合にのみ、ご利用下さい。Flash Player 10.3.183.23 は Archived Flash Player versions からダウンロードできます。また Windows / Mac / Linux 用のバイナリについて RINS web ページでも配布しています (学内からのみ入手可)。

Android 用の Flash Player は Google play から入手できます。ただし、2012.08.14 以前に Flash Player をインストール済みだった方しかダウンロードできません。Flash PlayerとAndroidに関する最新情報 をご参照下さい。

AIR は http://get.adobe.com/jp/air/ (PC版) および Google play (Android版) から入手できます。

Flash Builder、Flash Catalyst、Flash Professional 等開発ツール用の Flash Player は Adobe Flash Player Support Center からダウンロードしてください。

Google Chrome に内蔵されている Flash Player は Chrome 21.0.1180.81 for Linux、21.0.1180.83 for Windows、21.0.1180.82 for Mac で修正されています。Chrome は自動的に更新されます。利用者はこのバージョン以降に更新されていることを確認して下さい。

現在使用している Flash Player のバージョンは About Flash Player ページ (adobe) で確認できます。Internet Explorer とその他のブラウザ (Firefox, Opera, Safari 等) とで個別に確認する必要があります。また、MyJVN バージョンチェッカー を利用すれば、Flash Player や Adobe Reader など攻撃されやすいアプリケーションが最新版になっているか否かを簡単に確認できます。

関連キーワード: Flash Player

2012/08/21(火) Adobe Reader / Acrobat 10.1.4 / 9.5.2 公開

マルチOS

Adobe Reader / Acrobat 10.1.4 / 9.5.2 が公開されています。20 件のセキュリティ欠陥が修正されています。

Adobe Reader / Acrobat のインストーラ / アップデータは以下のリンクから入手できます。更新する場合は Adobe Reader / Acrobat のアップデート機能の利用を推奨します。

Adobe Reader / Acrobat はウイルスに狙われやすいプログラムの 1 つです。早急に更新してください。

注意点:

  • Adobe Reader / Acrobat 8.x 以前はもはやサポートされていません。Adobe Reader / Acrobat 8.x 以前の利用者は、速やかに Adobe Reader / Acrobat 10.x にアップグレードしてください。
  • Adobe Reader / Acrobat 9.x についても、Adobe Reader / Acrobat 10.x へのアップグレードを推奨します。特に Windows 版にはセキュリティ機能に大きな違いがあり、10.x の方が圧倒的に強力です。

関連キーワード: Acrobat, Adobe Reader

2012/08/21(火) Shockwave Player 11.6.6.636 公開

マルチOS

Shockwave Player 11.6.6.636 が公開されています。5 件のセキュリティ欠陥が修正されています。

Shockwave Player をインストールしている場合は更新してください。なお、更新する際は、次の手順が推奨されています。

  • まず Shockwave Player をアンインストールする
  • 再起動する
  • 最新の Shockwave Player をインストールする

Shockwave Player をインストールしているか否かは、たとえば http://www.adobe.com/jp/shockwave/welcome/ にアクセスした場合に Shockwave が表示されるか否かで確認できます。(Flash Player と間違えないようにしてください)

関連キーワード: Shockwave

2012.08.29 追記

Windows / Mac 用のバイナリについて RINS web ページでも配布しています (学内からのみ入手可)。

2012/08/21(火) Flash Player 11.3.300.271 / 11.2.202.238 公開

マルチOS

Flash Player 11.3.300.271 for Windows / Mac、11.2.202.238 for Linux が公開されています。1 件のセキュリティ欠陥が修正されています。既にこの欠陥を悪用するウイルスが確認されています。

Flash Player は狙われやすいソフトウェアの1つです。利用者は速やかに更新して下さい。

Flash Player は Adobe のダウンロードページから入手できます。また Windows / Mac / Linux 用のバイナリについて RINS web ページでも配布しています (学内からのみ入手可)。

Flash Player 11.3 では 32bit 版・64bit 版の区別が無くなりました(統合されました)。

Flash Builder、Flash Catalyst、Flash Professional 等開発ツール用の Flash Player は Adobe Flash Player Support Center からダウンロードしてください。

Google Chrome に内蔵されている Flash Player は Chrome 21.0.1180.79 で修正されています。Chrome は自動的に更新されます。利用者はこのバージョン以降に更新されていることを確認して下さい。

現在使用している Flash Player のバージョンは About Flash Player ページ (adobe) で確認できます。Internet Explorer とその他のブラウザ (Firefox, Opera, Safari 等) とで個別に確認する必要があります。また、MyJVN バージョンチェッカー を利用すれば、Flash Player や Adobe Reader など攻撃されやすいアプリケーションが最新版になっているか否かを簡単に確認できます。

関連キーワード: Flash Player