ようこそゲストさん

特に重要なセキュリティ欠陥・ウイルス情報

メッセージ欄

分類 【マルチOS】 で検索

一覧で表示する

2013/02/27(水) Flash Player 11.6.602.171 / 11.2.202.273 公開、欠陥を悪用するマルウェアが既に出回る

マルチOS

Flash Player の更新版がまたしても公開されました(今月はこれで3回目です)。3 件のセキュリティ欠陥が修正されています。内 2 件については、これを悪用するマルウェア(ウイルス)が既に出回っています。更新されたのは Windows、Mac、Linux 用の Flash Player だけです。

次のバージョンが最新となります。

  • 11.6.602.171 (Windows)
  • 11.6.602.171 (Mac)
  • 11.2.202.273 (Linux)
  • 11.6.602.171 (Google Chrome)
  • 11.6.602.171 (Windows 8 の Internet Explorer 10)

Flash Player は狙われやすいソフトウェアの1つです。利用者は速やかに更新してください。

Flash Player を必要としない場合は、アンインストールすることを推奨します。HTML5 への対応が進んでいるサイトでは、Flash Player がなくても動画を視聴できます。

なお、Flash Player 11.2 (Windows) / 11.3 (Mac OS X) 以降に備わっている自動更新機能については、Flash Player の自動更新について を参照してください。

Flash Player for Windows / Mac / Linux

Flash Player 11.6.602.171 / 11.2.202.273 は Adobe のダウンロードページから入手できます。また Windows / Mac / Linux 用のバイナリについて RINS web ページでも配布しています (学内からのみ入手可)。

プラットホームダウンロード
Windows (11.6.602.171)Internet Explorer 用EXE ファイルMSI ファイル
Firefox, Opera などプラグイン方式用EXE ファイルMSI ファイル
Mac OS X (11.6.602.171)DMG ファイル
Linux (11.2.202.273)RPM ファイル32bit 版64 bit 版
tar.gz ファイル32bit 版64 bit 版

原則として Flash Player 11 系列の最新版に更新してください。互換性の問題等によりどうしても更新できない場合にのみ、Flash Player 10 系列の最新版 10.3.183.67 をご利用ください。Flash Player 10.3.183.67 は Archived Flash Player versions からダウンロードできます。また Windows / Mac / Linux 用のバイナリについて RINS web ページでも配布しています (学内からのみ入手可)。

プラットホームダウンロード
Windows (10.3.183.67)Internet Explorer 用EXE ファイルMSI ファイル
Firefox, Opera などプラグイン方式用EXE ファイルMSI ファイル
Mac OS X (10.3.183.67)DMG ファイル
Linux (10.3.183.67)rpm ファイルtar.gz ファイル

Flash Builder、Flash Catalyst、Flash Professional 等開発ツール用の Flash Player は Adobe Flash Player Support Center からダウンロードしてください。

Google Chrome に内蔵されている Flash Player は自動的に更新されます。利用者は Flash Player が上記のバージョン以降に更新されていることを chrome://plugins から確認してください。PPAPI 版は Chrome 内蔵のもの、NPAPI 版は Firefox などと共用のプラグイン方式用です。

Windows 8 の Internet Explorer 10 専用版の Flash Player の更新は Microsoft から提供されます。Microsoft UpdateMicrosoft Windows Software Update Services などを利用して更新してください。Windows 7 の Internet Explorer 10 では、専用版ではなく Internet Explorer 汎用版を使用します。

Flash Player バージョン確認方法

現在使用している Flash Player のバージョンは About Flash Player ページ (adobe) で確認できます。Internet Explorer とその他のブラウザ (Firefox, Opera, Safari 等) とで個別に確認する必要があります。

関連キーワード: Flash Player

2013/02/24(日) Google Chrome 25.0.1364.97、25.0.1364.99公開

マルチOS

Google Chrome 25.0.1364.97(Windows、Linux)および 25.0.1364.99(Mac)が公開されています。22 件のセキュリティ欠陥が修正されています。

Google Chrome は自動的に更新されます。利用者は上記バージョン以降に更新されていることを確認してください。

関連キーワード: Chrome

2013/02/22(金) Firefox 19.0、Firefox / Thunderbird 17.0.3 ESR 公開

マルチOS

Firefox 19.0、Android 版 Firefox 19.0、Thunderbird 17.0.3、Firefox / Thunderbird 17.0.3 ESR が公開されています。複数のセキュリティ欠陥が修正されています。

Firefox / Thunderbird 利用者は更新してください。

Firefox 3.6.x と Thunderbird 3.1.x のサポートは2012年4月23日で終了しました。通常版 (Firefox 19.0、Thunderbird 17.0.3) か延長サポート版 (Firefox / Thunderbird 17.0.3 ESR) のどちらかに移行してください。現時点では、Thunderbird は通常版と延長サポート版が同じバージョンになっています。

延長サポート版のうち、Firefox / Thunderbird 10 ESR 系列のサポートは終了しました。新しい延長サポート版である Firefox / Thunderbird 17 ESR 系列 (17.0.3) に移行してください。

  • 安定志向の方には延長サポート版を推奨します。Firefox に対応した商用ソフトウェアを利用している場合も、延長サポート版の方がよいでしょう。
  • 最新のテクノロジーを利用したい方には通常版を推奨します。

通常版から延長サポート版に移行したい場合は、http://mozilla.jp/business/downloads/ からダウンロードしてインストールしてください。

関連キーワード: Firefox, Thunderbird

2013/02/22(金) Java 7 Update 15 および Java 6 Update 41、JavaFX 2.2.7 公開

マルチOS

Java 7 Update 15 および Java 6 Update 41、JavaFX 2.2.7 が公開されています。5 件のセキュリティ欠陥が修正されています。

Java は最も狙われているソフトウェアです。利用者は速やかに更新してください。Windows 上にインストール済みの Java を更新する場合は、Java コントロールパネルの [更新] タブから [今すぐ更新] を選択するのが便利です。

Java 6 の公式アップデートは 2013 年 2 月で終了します。Java 6 の利用者は、まず Java 6 Update 41 にアップデートした上で、早急に Java 7 へアップグレードしてください。

Mac OS X 用の Java も更新されています。Mac OS X の利用者はソフトウェアアップデートなどを利用して更新してください。

Java 7 Update 10 以降では、「Web ブラウザでの Java 無効化」を、Java コントロールパネルから簡単に設定できるようになりました。[セキュリティ] タブの「ブラウザで Java コンテンツを有効にする」のチェックを外すだけです。Web ブラウザ上では Java を利用しない場合は、このチェックを外しておいてください。チェックを外すことを強く推奨します。

2013/02/14(木) Windows 版および Mac 版の Adobe Reader / Acrobat 11.x、10.x、9.x に未修正の欠陥

マルチOS

Windows 版および Mac 版の Adobe Reader / Acrobat 11.x、10.x、9.x に未修正の欠陥が発見されました。既にマルウェア(ウイルス)に悪用されています。攻略 PDF が添付された電子メールが確認されています。

修正版はまだありません。次の回避策があります。

  • Adobe Reader / Acrobat 11.x では「保護されたビュー」を有効にすることで、現在確認されているマルウェアからは防御されます。次のように設定します。
    1. 編集メニューの「環境設定」を選択します。環境設定ウィンドウが開きます。
    2. 環境設定ウィンドウ左側の「分類」で「セキュリティ(拡張)」を選択します。
    3. 環境設定ウィンドウ右側の「保護されたビュー」で「安全でない可能性のある場所からのファイル」を選択します。また「拡張セキュリティを有効にする」をチェックします。
    4. 「OK」をクリックします。
  • Adobe Reader / Acrobat ではない PDF 閲覧ソフトを使用することで、この欠陥を回避できます。たとえば Foxit ReaderPDF-XChange Viewer があります。また Google Chrome は PDF 閲覧機能を内蔵しています。

Adobe Reader 10.x、.9.x については、11.x へ更新した上で、上記の設定を行う事を強く勧めます。

関連キーワード: Acrobat

2013年2月22日追記

欠陥が修正された、Adobe Reader / Acrobat 11.0.02、10.1.6、9.5.4 が公開されました。

Adobe Reader / Acrobat 利用者は更新してください。

2013年2月24日追記

Adobe Reader 11.0.02、10.1.6、9.5.4 のインストーラ / アップデータの一部は、次のリンクからも入手できます (龍大内部からのみアクセス可)。