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2012/10/12(金) Flash Player の自動更新について

マルチOS

Windows 版および Mac OS X 版の Flash Player には自動更新機能が備わっています。

  • Windows 版: バージョン 11.2 以降
  • Mac OS X 版: バージョン 11.3 以降

そのため、上記バージョン以降であれば、手動でダウンロードおよびインストールする必要は無い…ことになっています。

しかし龍谷大学では、ファイアウォールを使用している関係で、この自動更新機能が正常に機能しないことがあります。手元で確認した限りでは、Windows 版で機能しない事が多いようです。

その場合は、次の場所に mms.cfg という名前のテキストファイルを作成してください。(管理者権限が必要です)

  • 32bit 版 Windows: %WINDIR%\System32\Macromed\Flash
  • 64bit 版 Windows: %WINDIR%\SysWow64\Macromed\Flash
  • Mac OS X: /Library/Application Support/Macromedia

mms.cfg には次のように記述します。

AutoUpdateDisable=0
AutoUpdateInterval=1
SilentAutoUpdateEnable=1
SilentAutoUpdateServerDomain=www.st.ryukoku.ac.jp

あるいは、こちらからダウンロードし、上記の場所にコピーしてください。

このように設定すると、RINS が www.st.ryukoku.ac.jp に設置している更新ファイルに基づいて、Flash Player の自動更新が行われるようになります。お試しください。

なお、mms.cfg の詳細が知りたい方は Adobe Flash Player 11.4 Administration Guide を参照してください。

関連キーワード: Flash Player

2015.07.22 追記

記載内容を、AutoUpdateInterval=0 から AutoUpdateInterval=1 (1日ごと) に変更しました。AutoUpdateInterval=0 だと、OS 起動時にしかチェックされないようです。

2012/08/30(木) Java SE 7 に未修正の欠陥、Web ブラウザで Java を無効にしてください

マルチOS

Java SE 7 系列 (最新の Java SE 7 Update 6 を含む) に未修正の攻略可能な欠陥が発見されました。この欠陥を悪用するマルウェア(ウイルス)も各地で確認されています。

Windows 版・Mac 版・Linux 版のいずれの Java SE 7 にも欠陥があります。

更新プログラムはまだ公開されていません。次のいずれかの方法で回避してください。

  • Java をアンインストールする。
    Javaを使用していないのであれば、これが一番確実な方法です。
  • Web ブラウザで Java を無効化する。
    攻撃の多くは Web 経由ですので、Web ブラウザで Java を無効化すれば、それらを回避できます。Java を使用する Web ページを閲覧したい場合は、たとえば次のように行います。
    • 普段よく使う Web ブラウザでは Java を無効化する。
    • 別の Web ブラウザをインストールしておき、Java を使用する Web ページを閲覧したい場合は、そのブラウザを使用する。
  • Java SE 6 系列 (最新は Java SE 6 Update 34) にダウングレードする。
    Java SE 7 をアンインストールし、Java SE 6 をインストールし直す方法です。現時点では、攻略可能なのは Java SE 7 系列だけですので、この方法も選択肢に入ります。こちらからダウンロードできます。しかし Java SE 6 Update 34 にもセキュリティ欠陥は確認されており、推奨できる方法ではありません。

Web ブラウザで Java を無効化する方法

Internet Explorer (IE)

  1. 8484.disable_5F00_java_5F00_in_5F00_IE.reg をダウンロードし、デスクトップ等に保存します。
  2. 保存した 8484.disable_5F00_java_5F00_in_5F00_IE.reg をダブルクリックして実行します。管理者権限が必要です。
  3. IE を再起動します。

Firefox

Java アプレットを無効にするには (Mozilla) を参照してください。

Safari

Safari で Java Web プラグインを無効にする方法 (Apple) を参照してください。

Google Chrome

プラグイン (Google) の「特定のプラグインを無効にする」を参照して、Java プラグインを無効にしてください。

Opera

  1. アドレスバーに opera:plugins と入力し、「プラグイン」ページを開きます。
  2. 「プラグイン」ページで、Java プラグイン (「Java Platform SE …」) の「無効にする」をクリックします。無効化されると、全体がグレイアウトされます。

2012.09.18 追記

Java SE 7 Update 7 および Java SE 6 Update 35 で修正されています。Mac 版も公開されています。

2012.12.17 追記

Java SE 7 Update 10 では、「Web ブラウザでの Java 無効化」を、Java コントロールパネルから簡単に設定できるようになりました。[セキュリティ] タブの「ブラウザで Java コンテンツを有効にする」のチェックを外すだけでよいです。

2012/06/06(水) Windows に更新プログラム 2718704 を適用してください

Windows

最近、Flame あるいは Flamer などと呼ばれる高度なマルウェア(ウイルス)が中東諸国で発見されました。これには Microsoft 製のデジタル証明書が使われていたことが明らかとなり、Microsoft から更新プログラム 2718704 が緊急公開されました。

Microsoft UpdateMicrosoft Windows Software Update Services などを利用して更新プログラムをインストールしてください。「毎月第 2 火曜日 (米国時間) は Windows Update の日」に更新方法に関する情報をまとめてあります。また、自動更新を利用する場合は「自動更新について」を参照してください。再起動を促された場合には、再起動してください。RINS で試した限りでは、Windows XP / Server 2003 では再起動が必要となるようです。

関連キーワード: Windows

2011/06/30(木) サポート終了: Office XP、Vista SP1 以前、Server 2008 等

Windows

Office XP、Vista Service Pack 1 (SP1) 以前、Server 2008 のサポート終了に伴い、セキュリティ更新もされなくなる旨の注意喚起が公開されています

具体的には、次の製品のサポートが2011年7月13日に終了します。

  • Office XP (Word 2002, Excel 2002, PowerPoint 2002 など)
  • Windows Vista SP1 以前
  • Windows Server 2008 (SP なし)
  • .NET Framework 3.0, 3.0 SP1, 3.0 SP2, 3.5
  • Exchange Server 2007 SP2

次のように対応してください。

  • Office XP は Office 2007 / 2010 にアップグレードするか、OpenOffice.orgLibreOffice などの互換プログラムに移行してください。
  • Windows Vista SP1 以前には Service Pack 2 を適用してください
  • Windows Server 2008 には Service Pack 2 を適用してください
  • .NET Framework 3.0〜3.5 には 3.5 Service Pack 1 を適用してください (Windows 7 にははじめから .NET Framework 3.5 SP1 がインストールされています)
  • Exchange Server 2007 SP2 には Service Pack 3 を適用してください

2011/05/09(月) Internet Explorer 9 日本語版が公開されています

Windows

震災の影響で公開が遅れていた Internet Explorer 9 日本語版ですが、4月26日に公開されています。Windows Vista / Server 2008 / 7 / Server 2008 R2 で利用できます。

処理の高速化や機能向上がされている他、SmartScreen フィルターによってセキュリティも向上しています。Windows Vista / 7 の利用者には、IE 9 の利用を推奨します。

関連キーワード: Internet Explorer