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2011/02/15(火) Flash Player 10.2.152.26 が公開されています

マルチOS

Flash Player 10.2.152.26 (Windows) / 10.2.152.27 (Mac OS X, Linux) が公開されています。13 件のセキュリティ欠陥が修正されています。

Flash Player 利用者は更新して下さい。なお、Flash Player 9.x はもはやサポートされていません。Flash Player 9.x 利用者は Flash Player 10.2 に移行して下さい。

Flash Player 10.2.152.26 は Adobe のダウンロードページから入手できます。また RINS web ページでも配布しています (学内からのみ入手可)。

現在使用している Flash Player のバージョンは About Flash Player ページ (adobe) で確認できます。Internet Explorer とその他のブラウザ (Firefox, Opera, Safari 等) とで個別に確認する必要があります。また、MyJVN バージョンチェッカー を利用すれば、Flash Player や Adobe Reader など攻撃されやすいアプリケーションが最新版になっているか否かを簡単に確認できます。

旧バージョンからアップグレードする場合は、既存の Flash Player をあらかじめアンインストールしておき、その後 Flash Player 10.2.152.26 をインストールすることを推奨します。アンインストール用のプログラムも用意されています。

新バージョンをうまくインストールできない場合は、以下の手順を試してみてください。

  1. アンインストール用のプログラムを実行する。
  2. 再起動する。
  3. 再起動後に、新バージョンをインストールする。

Flash Professional CS5、Flash CS4 Professional、Flex 4 については専用の Flash Player が存在するので注意してください。また Flash CS3 Professional と Flex 3 には Debug 版の Flash Player をインストールしてください。これらの入手先については、Advisory を参照してください。

関連キーワード: Flash Player


2011.03.09 追記

Windows / Mac OS X 用の Flash Player がさらに更新され 10.2.152.32 (Windows) / 10.2.152.33 (Mac OS X) となっています。セキュリティ修正ではありませんが、不具合の修正やパフォーマンスの向上が図られています。利用者には更新を推奨します。

2011/01/06(木) Windows の未修正の欠陥について

Windows

2010年1月6日時点で、Windows には未修正の重大な欠陥が複数存在します。

それぞれに回避策が存在します。

予防の観点から、回避策の実行を推奨します。

2011.01.18 追記

Internet Explorer の脆弱性の件について、KB2488013 において Fix it ソリューションが公開されました。Internet Explorer に関して現時点で最も確実な対策は「Fix it を適用し、さらに EMET を設定する」です。

2011.01.31 追記

Graphics Rendering Engine の脆弱性の件、Fix it ソリューションが公開されました。KB2490606 を参照して下さい。shimgvw.dll の ACL を設定するものです。

また、上記 ACL 設定は Windows XP / Server 2003 にのみ有効であり、Windows Vista / Server 2008 については「Windows エクスプローラーで縮小版の表示を無効にする」必要があるそうです。詳細については マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (2490606) Graphics Rendering Engine の脆弱性により、リモートでコードが実行されるを参照して下さい。

これとは別に、未修正の欠陥がさらに登場しています。

攻略手法が公開されており、この欠陥を利用したウイルスの登場が懸念されます。

MHTML を無効化することで、この欠陥を回避できます。KB2501696 において Fix it ソリューションが公開されており、簡単に無効化できます。無効化することを強く推奨します。

2011.02.10 追記

上記のうち IE と Graphics Rendering Engine の件は、2011 年 2 月の月例セキュリティ修正で修正されました。Microsoft Update の実行などにより適用できます。

なお、Fix it による回避策を実施した場合には、原則として無効にして下さい (無効にするための Fix it を適用して下さい)。特に、Graphics Rendering Engine の脆弱性の件の Fix it ソリューションを実施していた場合には、回避策を無効にしないと修正プログラムを適用できません。

EMET の設定については、そのままでもよいでしょう。

2011.02.14 追記

2011 年 2 月の月例セキュリティ修正では MHTML の件は修正されていませんでした。それにあわせて上記を修正しました。

2010/12/15(水) Microsoft 2010 年 12 月の月例セキュリティ更新プログラム

Windows

Microsoft から 2010 年 12 月の月例セキュリティ更新プログラムが公開されています。

Microsoft UpdateMicrosoft Windows Software Update Services などを利用して更新プログラムをインストールしてください。「毎月第 2 火曜日 (米国時間) は Windows Update の日」に更新方法に関する情報をまとめてあります。また、自動更新を利用する場合は「自動更新について」を参照してください。再起動を促された場合には、再起動してください。

以下の点に注意してください。

RINS の複数の機械に更新プログラムをインストールしてみましたが、上記の他には、特に問題は発生していません。不具合が発生した場合は、RINS 担当教員 (内線 7414) までご連絡下さい。

関連キーワード: Windows, Office

2011.02.15 追記

Internet Explorer の文字化けの件は MS11-003 更新プログラムで対応されました。

2010/11/05(金) Internet Explorer に未修正の欠陥、回避策の実行を

Windows

Internet Explorer (IE) において、未修正の欠陥の存在が確認されました。既にこの欠陥を攻略するマルウェア(ウイルス)が存在します。

複数の回避方法が存在します。

  • 現在知られているマルウェアは、Windows のデータ実行防止 (DEP) 機能を突破できません。このため、DEP を有効にする事で既知のマルウェアを回避できます。
    • IE 8 は標準で DEP が有効になっています。
    • IE 7 は標準では DEP は有効になっていません。KB 2458511 に掲載されている Microsoft Fixit を使用すると、DEP を有効にできます。
    • IE 6 は DEP を使えません。IE 8 に更新してください。
  • Enhanced Mitigation Experience Toolkit (EMET) を使うと、DEP を含む、複数のセキュリティ機構を有効にすることができます。インストール後、アドバイザリの「推奨するアクション」>「回避策」>「Enhanced Mitigation Experience Toolkit を使用する」を参照して設定してください。
  • 欠陥が修正されるまで、Firefox や Opera など、IE ではない Web ブラウザを使用することでも回避できます。その場合は「規定のプログラム」も IE ではないものに設定してください。IE のソフトウェアコンポーネントを使用するソフトウェアが存在するため、これだけで完全に回避できるわけではありませんが、高い効果があります。

アドバイザリにはこの他にも「ユーザー定義 CSS を使用する」「インターネットゾーンやローカルイントラネットゾーンのセキュリティ設定を [高] にする」といった回避策が解説されていますが、Web ページの見栄えが大きく変化したり、一般的な Web サイトを正常に操作できなくなったりする副作用があるため、強くは推奨しません。

上記とあわせて、アンチウイルスソフトの更新、ウイルス定義ファイルの更新を行ってください。龍大標準のアンチウイルスソフト、マカフィー VirusScan の最新版は以下のとおりです。

  • Windows 用: VirusScan Enterprise 8.7i patch 4
  • Mac 用: McAfee Security for Mac 1.0 (VirusScan for Mac 9.0) ビルド 676

関連キーワード: Internet Explorer

2010/11/05(金) Flash Player 10.1.102.64 / 9.0.289.0 が公開されています

マルチOS

Flash Player 10.1.102.64 / 9.0.289.0 が公開されています。18件の欠陥が修正されています。

この欠陥を攻撃するマルウェア(ウイルス)が既に存在します。早急に更新してください。

Flash Player 10.1.102.64 は Adobe のダウンロードページから入手できます。また RINS web ページでも配布しています (学内からのみ入手可)。

現在使用している Flash Player のバージョンは About Flash Player ページ (adobe) で確認できます。Internet Explorer とその他のブラウザ (Firefox, Opera, Safari 等) とで個別に確認する必要があります。また、MyJVN バージョンチェッカー を利用すれば、Flash Player や Adobe Reader など攻撃されやすいアプリケーションが最新版になっているか否かを簡単に確認できます。

旧バージョンからアップグレードする場合は、既存の Flash Player をあらかじめアンインストールしておき、その後 Flash Player 10.1.102.64 をインストールすることを推奨します。アンインストール用のプログラムも用意されています。

新バージョンをうまくインストールできない場合は、以下の手順を試してみてください。

  1. アンインストール用のプログラムを実行する。
  2. 再起動する。
  3. 再起動後に、新バージョンをインストールする。

Flash Professional CS5、Flash CS4 Professional、Flex 4 については専用の Flash Player が存在するので注意してください。また Flash CS3 Professional と Flex 3 には Debug 版の Flash Player をインストールしてください。これらの入手先については、Advisory を参照してください。

互換性の問題などにより、どうしても Flash Player 10 系列に移行できない場合は、Flash Player 9.0.289.0 に更新してください。Flash Player 9 for Unsupported Operating Systems から入手できます。

なお、同じ欠陥は Adobe Reader / Acrobat にも影響します。Adobe Reader / Acrobat の更新版は、2010.11.15 の週に公開される予定です。

関連キーワード: Flash Player