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2010/09/24(金) Flash Player 10.1.85.3 / 9.0.283 が公開されています

マルチOS

Flash Player 10.1.85.3 / 9.0.283、Flash Player for Android 10.1.95.1 が公開されています。1件の欠陥が修正されています。

この欠陥を攻撃するウイルスが既に存在します。早急に更新してください。

Flash Player 10.1.85.3 は Adobe のダウンロードページから入手できます。また RINS web ページでも配布しています (学内からのみ入手可)。

現在使用している Flash Player のバージョンは About Flash Player ページ (adobe) で確認できます。Internet Explorer とその他のブラウザ (Firefox, Opera, Safari 等) とで個別に確認する必要があります。また、MyJVN バージョンチェッカー を利用すれば、Flash Player や Adobe Reader など攻撃されやすいアプリケーションが最新版になっているか否かを簡単に確認できます。

旧バージョンからアップグレードする場合は、既存の Flash Player をあらかじめアンインストールしておき、その後 Flash Player 10.1.85.3 をインストールすることを推奨します。アンインストール用のプログラムも用意されています。

新バージョンをうまくインストールできない場合は、以下の手順を試してみてください。

  1. アンインストール用のプログラムを実行する。
  2. 再起動する。
  3. 再起動後に、新バージョンをインストールする。

Flash Professional CS5、Flash CS4 Professional、Flex 4 については専用の Flash Player が存在するので注意してください。また Flash CS3 Professional と Flex 3 には Debug 版の Flash Player をインストールしてください。これらの入手先については、Advisory を参照してください。

互換性の問題などにより、どうしても Flash Player 10 系列に移行できない場合は、Flash Player 9.0.283.0 に更新してください。Flash Player 9 for Unsupported Operating Systems から入手できます。

なお、同じ欠陥は Adobe Reader / Acrobat にも影響します。Adobe Reader / Acrobat の更新版は、2010.10.05 に公開される予定です。

関連キーワード: Flash Player

2010/08/25(水) Shockwave Player 11.5.8.612 が公開されています

マルチOS

Shockwave Player 11.5.8.612 が公開されています。20 種類ものセキュリティ欠陥が修正されています。

Shockwave Player をインストールしている場合は更新してください。なお、更新する際は、次の手順が推奨されています。

  • まず Shockwave Player をアンインストールする
  • 再起動する
  • 最新の Shockwave Player をインストールする

Shockwave Player をインストールしているか否かは、たとえば http://www.adobe.com/jp/shockwave/welcome/ にアクセスした場合に Shockwave が表示されるか否かで確認できます。(Flash Player と間違えないようにしてください)

関連キーワード: Shockwave

2010/08/17(火) Google Chrome 5.0.375.126 が公開されています

マルチOS

Google Chrome 5.0.375.126 が公開されています。

「This version contains an updated version of the Flash plugin」と説明されていることから、Flash Player の更新に対応したものだと思われます。

Google Chrome を利用している方は、5.0.375.126 に更新してください。

関連キーワード: Google Chrome

2010/08/17(火) Flash Player 10.1.82.76 / 9.0.280.0、AIR 2.0.3 が公開されています

マルチOS

Flash Player 10.1.82.76 / 9.0.280.0、AIR 2.0.3 が公開されています。複数の欠陥が修正されています。

Flash Player 10.1.82.76 は Adobe のダウンロードページから入手できます。また RINS web ページでも配布しています (学内からのみ入手可)。

現在使用している Flash Player のバージョンは About Flash Player ページ (adobe) で確認できます。Internet Explorer とその他のブラウザ (Firefox, Opera, Safari 等) とで個別に確認する必要があります。また、MyJVN バージョンチェッカー を利用すれば、Flash Player や Adobe Reader など攻撃されやすいアプリケーションが最新版になっているか否かを簡単に確認できます。

旧バージョンからアップグレードする場合は、既存の Flash Player をあらかじめアンインストールしておき、その後 Flash Player 10.1.82.76 をインストールすることを推奨します。アンインストール用のプログラムも用意されています。

新バージョンをうまくインストールできない場合は、以下の手順を試してみてください。

  1. アンインストール用のプログラムを実行する。
  2. 再起動する。
  3. 再起動後に、新バージョンをインストールする。

Flash Professional CS5、Flash CS4 Professional、Flex 4 については専用の Flash Player が存在するので注意してください。また Flash CS3 Professional と Flex 3 には Debug 版の Flash Player をインストールしてください。これらの入手先については、Advisory を参照してください。

互換性の問題などにより、どうしても Flash Player 10 系列に移行できない場合は、Flash Player 9.0.280.0 に更新してください。Flash Player 9 for Unsupported Operating Systems から入手できます。

AIR 2.0.3 は http://get.adobe.com/jp/air/ から入手してください。

Flash Player はウイルスに狙われやすいプログラムの 1 つです。できるだけ早く、最新版に更新してください。

関連キーワード: Flash Player, AIR

2010/07/19(月) Windows が .lnk ファイルを操作する方法に欠陥、修正プログラムはまだない

Windows

Windows XP / Server 2003 / Vista / Server 2008 / 7 / Server 2008 R2 に重大な欠陥が発見されました。Windows が .lnk ファイル(ショートカットファイル)を操作する方法に欠陥があり、攻略 .lnk ファイルが、エクスプローラなどの「アイコンを表示するファイルマネージャー」に表示されるだけで、ウイルスに感染するなどの被害が発生する恐れがあります。

この欠陥を利用する攻撃は既に行われています。また、この欠陥を利用する攻撃が今後増加すると予想されます。

修正プログラムはまだありません。次の対抗策を取ってください。

  • 龍大標準のアンチウイルスソフト VirusScan Enterprise 8.7i patch 3 をインストールし、Artemisテクノロジーを「低」に設定してください。詳細については、マカフィー VirusScan 関連ドキュメントを参照してください。(学内からしか参照できません)
  • 可能であれば、ショートカットアイコンの表示を無効にする設定を行ってください。方法については マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (2286198) を参照してください。この対抗策の効果は極めて大きいと考えられますが、実施すると、全てのショートカットアイコンがまっ白になるので注意してください。
  • 可能であれば、WebClient サービスを無効にしてください。方法については マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (2286198) を参照してください。ただし、この対抗策の効果は限定的だと考えられます。また、実施すると、WebDAV が使えなくなります。

関連キーワード: Windows

2010.07.24 追記

Microsoft から、「ショートカットアイコンの表示を無効にする設定」を簡単に実施できるツール (Microsoft Fix it) が公開されました。ダウンロード後、実行してください。

確実な効果が期待できるため、ぜひ設定して頂きたいのですが、副作用に注意する必要があります。具体的には、スタートメニューやクイック起動のショートカットアイコンがまっ白になってしまいます。以下に Windows Vista での事例を示します。

設定前設定後

この他にも、デスクトップ上のショートカットアイコンもまっ白になることがあるようです。

このように、対抗策に副作用があり、適用しづらいのは事実なのですが、一方で、たいへんに危険な欠陥であることも確かです。セキュリティ関連企業 LAC が、この欠陥の危険性と、Microsoft Fix it による効果を示すビデオを公開しています。ぜひご覧になってください。

Web ページにアクセスしただけで、あるいはエクスプローラでリムーバブルディスク(USB メモリや可搬型ハードディスクなど)を参照しただけで、プログラムが起動されてしまう事例が紹介されています。ビデオでは電卓が起動されていましたが、実際の攻撃ではウイルスが起動されることになります。

この欠陥を悪用するウイルスの感染を予防するために、Microsoft Fix it の実施を強く推奨します。

2010.08.01 追記

Microsoft から、2010.08.03 に定例外で修正プログラムを配布する予定であるとアナウンスされました。

修正プログラムを適用するまでは、Microsoft Fix it による回避策を実施してください。

2010.08.03 追記

修正プログラムが公開されました。

Microsoft Update などを利用して適用して下さい。適用後は再起動が必要となります。また Microsoft Fix it による回避策を実施している場合は、修正プログラムの適用後に、回避策を解除するための Fix it を実行して下さい。