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特に重要なセキュリティ欠陥・ウイルス情報

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2012/11/06(火) Safari 6.0.2 公開

マルチOS

Mac OS X Lion (10.7) および Mac OS X Mountain Lion (10.8) 用の Safari 6.0.2 が公開されています。2 件のセキュリティ欠陥が修正されています。

利用者はソフトウェアアップデート を使って更新してください。

Mac OS X Snow Leopard (10.6) 用の Safari の更新は用意されていません。そのまま使用するとたいへん危険です。Safari は使わず、Firefox や Google Chrome、Opera などの代替ブラウザをインストールして使用してください。

Windows 用の Safari の更新は用意されていません。Windows 用の Safari はアンインストールしてください。

関連キーワード: Safari

2012/10/11(木) Google Chrome 22.0.1229.94 公開

マルチOS

Google Chrome 22.0.1229.94 が公開されています。Hack in the Boxカンファレンスで発表された 1 件のセキュリティ欠陥が修正されています。

Google Chrome は自動的に更新されます。利用している方は 22.0.1229.94 以降に更新されていることを確認してください。

関連キーワード: Chrome

2012/10/11(木) Flash Player 11.4.402.287 / 11.2.202.243 等の更新版公開

マルチOS

Flash Player の更新版が公開されました。25 件のセキュリティ欠陥が修正されています。詳細については、APSB12-22: Adobe Flash Player に関するセキュリティアップデート公開 (Adobe) を参照してください。

  • 11.4.402.287 for Windows / Mac
  • 11.2.202.243 for Linux / Solaris
  • 11.1.115.20 for Android 4.x
  • 11.1.111.19 for Android 3.x / 2.x
  • Google Chrome 内蔵版: 11.4.31.110 for Windows / Linux, 11.4.402.287 for Mac
  • 11.3.375.10 for Internet Explorer 10 (Windows 8)

あわせて AIR 3.4.0.2710 も公開されています。

Flash Player は狙われやすいソフトウェアの1つです。利用者は速やかに更新してください。

なお、Flash Player 11.2 (Windows) / 11.3 (Mac OS X) 以降の自動更新機能については、Flash Player の自動更新について を参照してください。

Flash Player for Windows / Mac / Linux / Solaris

Flash Player 11.4.402.287 / 11.2.202.243 は Adobe のダウンロードページから入手できます。また Windows / Mac / Linux 用のバイナリについて RINS web ページでも配布しています (学内からのみ入手可)。

プラットホームダウンロード
Windows (11.4.402.287)Internet Explorer 用EXE ファイルMSI ファイル
Firefox, Opera, Safari などプラグイン方式用EXE ファイルMSI ファイル
Mac OS X (11.4.402.287)DMG ファイル
Linux (11.2.202.243)RPM ファイル32bit 版64 bit 版
tar.gz ファイル32bit 版64 bit 版

原則として Flash Player 11 系列の最新版 11.4.402.287 / 11.2.202.243 に更新してください。互換性の問題等によりどうしても更新できない場合にのみ、Flash Player 10 系列の最新版 10.3.183.29 をご利用ください。Flash Player 10.3.183.29 は Archived Flash Player versions からダウンロードできます。また Windows / Mac / Linux 用のバイナリについて RINS web ページでも配布しています (学内からのみ入手可)。

プラットホームダウンロード
Windows (10.3.183.29)Internet Explorer 用EXE ファイルMSI ファイル
Firefox, Opera, Safari などプラグイン方式用EXE ファイルMSI ファイル
Mac OS X (10.3.183.29)DMG ファイル
Linux (10.3.183.29)rpm ファイルtar.gz ファイル

Flash Builder、Flash Catalyst、Flash Professional 等開発ツール用の Flash Player は Adobe Flash Player Support Center からダウンロードしてください。

Google Chrome に内蔵されている Flash Player は Chrome 22.0.1229.92 以降で修正されています。Chrome は自動的に更新されます。利用者はこのバージョン以降に更新されていることを確認してください。

Internet Explorer 10 専用版の Flash Player の更新は Microsoft から提供されます。Microsoft UpdateMicrosoft Windows Software Update Services などを利用して更新してください。

Flash Player for Android

Android 用の Flash Player は Google play から入手できます。ただし、2012.08.14 以前に Flash Player をインストール済みだった方しかダウンロードできません。Flash PlayerとAndroidに関する最新情報 をご参照ください。

AIR

AIR は http://get.adobe.com/jp/air/ (PC版) および Google play (Android版) から入手できます。

Flash Player バージョン確認方法

現在使用している Flash Player のバージョンは About Flash Player ページ (adobe) で確認できます。Internet Explorer とその他のブラウザ (Firefox, Opera, Safari 等) とで個別に確認する必要があります。

関連キーワード: Flash Player

2012/09/24(月) Safari 6.0.1 公開

Mac

Mac OS X Lion (10.7) および Mac OS X Mountain Lion (10.8) 用の Safari 6.0.1 が公開されています。61 件のセキュリティ欠陥が修正されています。

利用者はソフトウェアアップデート を使って更新してください。

Mac OS X Snow Leopard (10.6) 用の Safari の更新は用意されていません。Firefox や Google Chrome、Opera など代替ブラウザの利用を推奨します。

Windows 用の Safari の更新は用意されていません。アンインストールしてください。

関連キーワード: Safari

2012/09/18(火) Internet Explorer に未修正の欠陥、既にウイルスに悪用されている

Windows

Internet Explorer 6、7、8、9 に未修正の欠陥があり、既にウイルスに悪用されていることが明らかとなりました。Internet Explorer を使って攻略 Web ページを閲覧すると、自動的にウイルスが実行されてしまいます。

更新プログラムは現在開発中です。いくつかの回避方法があります。

  • Enhanced Mitigation Experience Toolkit (EMET) を使用する。
  • Internet Explorer のかわりに、FirefoxChromeOpera などの代替ブラウザを使用する。

回避方法は併用されることを推奨します。つまり、EMET をインストール・設定した上で、普段の Web 閲覧には代替ブラウザを使用します。どうしても Internet Explorer を必要とするサイトのみ、Internet Explorer で閲覧します。

今回の欠陥は重大なうえ、既にウイルスに悪用されています。早急な対応をお願いします。

2012.09.19 追記

EMET をインストールすると、次の場所にユーザーズガイドが保存されています。

  • 32-bit OS: C:\Program Files\EMET\EMET User's Guide.pdf
  • 64-bit OS: C:\Program Files (x86)\EMET\EMET User's Guide.pdf

ユーザーズガイドの 13 ページに防護プロファイルを使った設定方法が記載されています。

EMET には 3 種類の防護プロファイルが添付されています。C:\Program Files\EMET\Deployment\Protection Profiles に保存されています。

  • Internet Explorer.xml: Internet Explorer だけを防護する設定です。
  • Office Software.xml: Internet Explorer に加え、Microsoft Office と Adobe Reader / Acrobat を防護する設定です。
  • All.xml: 上記に加え、一般的なアプリケーションを防護する設定です。

これらは次のように使います。

  1. [スタート] をクリックし、[すべてのプログラム] - [Enhanced Mitigation Experience Toolkit] – [EMET 3.0] をクリックします。
    UAC のポップアップが出たら [Yes] をクリックします。EMET の GUI 画面が表示されます。
  2. EMET GUI 画面の [Configure Apps] をクリックします。Application Configuration 画面が表示されます。
    [File] メニューの [Import...] をクリックし、上記した防護プロファイルのいずれかを選びます。
  3. インポートした設定が Application Configuration 画面に表示されますので、ご確認ください。[OK] をクリックして Application Configuration 画面を閉じます。

設定後、指定したアプリケーションを再起動する必要があります。

2012.09.24 追記

更新プログラムが公開されました。

Microsoft UpdateMicrosoft Windows Software Update Services などを利用して更新プログラムをインストールしてください。「毎月第 2 火曜日 (米国時間) は Windows Update の日」に更新方法に関する情報をまとめてあります。また、自動更新を利用する場合は「自動更新について」を参照してください。再起動を促された場合には、再起動してください。

なお、EMET をインストール・設定した方は、更新プログラム適用後もそのまま続けてご利用ください。