【マルチOS】
Microsoft から、2008 年 3 月の月例セキュリティ修正プログラムが公開されました。
- 2008 年 3 月のセキュリティ情報 (Microsoft)
新たに公開されたセキュリティ修正は次の 4 種類です。いずれも「緊急」レベルと評価されています。Microsoft Office 関連の修正ばかりですが、Office for Mac の修正や、Visual Studio などに含まれるソフトウェアコンポーネントの修正も含まれているので注意してください。
- MS08-014 - 緊急: Microsoft Excel の脆弱性により、リモートでコードが実行される (949029)
対象: Excel 2000 / XP、Excel 2003 SP2 以前、Excel 2007 gold、Excel Viewer 2003、Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック、Office 2004 for Mac、Office 2008 for Mac - MS08-015 - 緊急: Microsoft Outlook の脆弱性により、リモートでコードが実行される (949031)
対象: Outlook 2000 / XP / 2003、Outlook 2007 gold - MS08-016 - 緊急: Microsoft Office の脆弱性により、リモートでコードが実行される (949030)
対象: Office 2000 / XP / 2003 SP2、Office 2004 for Mac、Excel Viewer 2003 - MS08-017 - 緊急: Microsoft Office Web コンポーネントの脆弱性により、リモートでコードが実行される (933103)
対象: Microsoft Office Web コンポーネント 2000。 Office 2000 / XP、Visual Studio .NET 2002 / 2003、BizTalk Server 2000 / 2002、ommerce Server 2000、ISA 2000 に同梱されている。
Microsoft Update や Windows Update、Microsoft Windows Software Update Services などを利用して修正プログラムをインストールしてください。「毎月第 2 火曜日 (米国時間) は Windows Update の日」に更新方法に関する情報をまとめてあります。また、自動更新を利用する場合は「自動更新について」を参照してください。 再起動を促された場合には、再起動してください。RINS の複数の機械にインストールしてみた限りでは、不具合はないようです。
なお、
- Office 2004 / 2008 for Mac の修正プログラムは、個別にダウンロードして適用する必要があるので注意してください。
- Office 2000 の修正プログラムは Office Update を利用するか、個別にダウンロードして適用する必要があるので注意してください。