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特に重要なセキュリティ欠陥・ウイルス情報

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2015/12/09(水) Google Chrome 47.0.2526.80 公開

マルチOS

Google Chrome 47.0.2526.80 が公開されています。7 件のセキュリティ欠陥が修正されています。

Google Chrome は自動的に更新されます。Windows / Mac / Linux 向けの Chrome 利用者は上記バージョン以降に更新されていることを確認してください。

関連キーワード: Chrome

2015/12/09(水) Microsoft 2015 年 12 月月例セキュリティ更新プログラム公開

Windows

Microsoft から 2015 年 12 月の月例セキュリティ更新プログラムが公開されています。

Windows Update / Microsoft UpdateWindows Software Update Services (WSUS) などを利用して更新プログラムをインストールしてください。「毎月第 2 火曜日 (米国時間) は Windows Update の日」に更新方法に関する情報をまとめてあります。また、自動更新を利用する場合は「自動更新について」を参照してください。再起動を促された場合には、再起動してください。

以下の点に注意してください。

  • MS15-135 の更新プログラムはありません。MS15-128 更新プログラムに含まれるためです。

関連キーワード: Windows, Office

2015/12/07(月) ランサムウェア TeslaCrypt(vvv ウイルス)について

ネット上で、ランサムウェア TeslaCrypt が「vvv ウイルス」として話題になっています。

ランサムウェアは、ファイルを暗号化した上で、身代金を要求するマルウェア(ウイルス)です。何年も前から、さまざまな種類が存在し、問題となっています。TeslaCrypt はそれらの中のとある1種類、というだけにすぎません。

TeslaCrypt 自体については、こちらの記事がいちばんまとまっていると思います。

ランサムウェアに対しては、以下のような、基本的な対処を実施して頂ければよろしいかと思います。

  1. アンチウイルスソフトをインストールし、更新状況を確認する
    龍大標準のアンチウイルスソフトは Symantec Endpoint Protection です。インストールし、ウイルス定義が日々更新されていることを確認してください。
    ただし、アンチウイルスソフトは、防衛に失敗する事が少なくありません。過信は禁物です。
  2. Microsoft Update を実行し、Microsoft ソフトウェアを最新の状態にする
    Windows Update コントロールパネルの「設定の変更」で、「Windows の更新時に他の Microsoft 製品の更新プログラムを入手する」をチェックすると、Microsoft Update になります。
  3. Flash Player や Java などの 3rd party ソフトウェアを最新の状態にする
    特に Flash Player が狙われやすいです。JVNバージョンチェッカ for .NET などを使うことで、更新状況を確認できます。
  4. 万が一に備えて、バックアップを取る
    ソフトウェアはインストールし直せば済みますが、データファイル(文書、写真など) はそうはいきません。データファイルのバックアップが重要です。
    バックアップ先はマウントし続けないようにしてください。マウントし続けると、バックアップもランサムウェアに暗号化されてしまいます。

さらに、以下の対処を実施すると、さらに防御力が増します。Windows 標準ブラウザ Internet Explorer では採用できない手法です。FirefoxChrome とあわせて適用してください。

2015/12/02(水) Google Chrome 47.0.2526.73 公開

マルチOS

Google Chrome 47.0.2526.73 が公開されています。41 件のセキュリティ欠陥が修正されています。

Google Chrome は自動的に更新されます。Windows / Mac / Linux 向けの Chrome 利用者は上記バージョン以降に更新されていることを確認してください。

関連キーワード: Chrome

2015/11/26(木) DELL の PC に不審なルート証明書がインストールされている場合あり

Windows

DELL の PC に不審なルート証明書 eDellRoot および/または DSDTestProvider がインストールされている場合があることが判明しました。なお、全ての DELL PC にインストールされているわけではありません。また、問題となるのは Windows を利用している場合だけです。

不審なルート証明書がインストールされているのは、次のいずれかの場合のようです。

  • Dell Foundation Services がインストールされている
  • Dell System Detect を実行したことがある。具体的には、2015年10月20日〜11月24日の間に Dell System Detect を実行した場合。

不審なルート証明書がインストールされていると、

  • https:// でアクセスしていても、ニセのサイトと本物のサイトの区別がつかない
  • 暗号化通信をしているはずなのに、解読・盗聴される

といった状況になりかねません。

対応するには、次の 2 つの方法があります。

  • certmgr.msc コマンドを使って、eDellRoot および DSDTestProvider ルート証明書を、「信頼されたルート証明機関」から「信頼されていない証明書」に移動することで無効化する
  • 削除ツールを使って eDellRoot および DSDTestProvider ルート証明書を削除した上で、Dell Foundation Services を停止する。

DELL は後者の方法について解説しています。

DELL PC 上で Windows を利用している方の対応としては、まずは削除ツールをダウンロードして実行してしまうのがてっとり早いでしょう(右クリックして「管理者として実行」がよいでしょう)。問題のルート証明書がなければ Issue Not Found と表示されます。異なる表示が出た場合は、DELL KB SLN300321 を参照して、さらなる手順を実施してください。

2015.11.27 追記

参照先文書の改訂などに合わせて、記述内容を改訂しました。