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2014/08/19(火) Microsoft 2014 年 8 月月例セキュリティ更新プログラム公開

Windows

Microsoft から 2014 年 8 月の月例セキュリティ更新プログラムが公開されています。37 件のセキュリティ欠陥が修正されています。内 26 件が Internet Explorer のセキュリティ欠陥です。

Windows Update / Microsoft UpdateMicrosoft Windows Software Update Services などを利用して更新プログラムをインストールしてください。「毎月第 2 火曜日 (米国時間) は Windows Update の日」に更新方法に関する情報をまとめてあります。また、自動更新を利用する場合は「自動更新について」を参照してください。再起動を促された場合には、再起動してください。

ただし、更新プログラムの一部で、ブルー画面になる等の不具合が発生しています。具体的には、次の更新プログラムです。

  • 2982791 [MS14-045] カーネル モード ドライバーのセキュリティ更新プログラムについて (2014 年 8 月 12 日)
  • 2970228 Update to support the new currency symbol for the Russian ruble in Windows
  • 2975719 August 2014 update rollup for Windows RT 8.1, Windows 8.1, and Windows Server 2012 R2
  • 2975331 August 2014 update rollup for Windows RT, Windows 8, and Windows Server 2012

2982791 はセキュリティな更新プログラム、他は非セキュリティな更新プログラムです。これらはインストールしないでください。現在これらの更新プログラムは公開が中断されています。公開が中断されたのは8月16日ですので、8月17日以降に Windows Update を実行した場合には特に問題ありません。8月13日〜16日に Windows Update を実行した場合は、念のためアンインストールしてください。次のリンクではアンインストール方法を解説しています。

不具合が発生してしまっている場合は、次を参照して対応してください。

あわせて、以下の点に注意してください。

  • .NET Framework の更新が含まれています。更新の適用には時間がかかりますのでご注意ください。更新中に電源を切ったり再起動したりすると不具合の原因になります。気長にお待ちください。詳細については、.NET Framework セキュリティ更新プログラムのインストールに関する注意 を参照してください。
  • Windows 8.1、RT 8.1 および Server 2012 R2 では、2919355 更新プログラムがインストールされていないと、Windows Update / Microsoft Update からセキュリティ更新プログラムが配信されません。ご注意ください。(ふつうに Windows Update / Microsoft Update を実行している場合は、自動的にインストールされているはずです)
  • Windows 7 または Server 2008 R2 において Internet Explorer 11 をインストールしている場合、2929437 更新プログラムがインストールされていないと、Windows Update / Microsoft Update から Internet Explorer 用のセキュリティ更新プログラムが配信されません。ご注意ください。(ふつうに Windows Update / Microsoft Update を実行している場合は、自動的にインストールされているはずです)
  • Windows XP と Office 2003 へのセキュリティ更新の提供は終了しました。Windows XP・Office 2003 を利用している方は、早急に Windows 7・8、Office 2010・2013 などに移行してください。

関連キーワード: Windows

2014.09.02 追記

不具合が発生していた MS14-045 更新プログラム (2982791) の改定版 2993651 が公開されました。Windows Update 等を使って適用してください。

2014.09.10 追記

2970228, 2975719, 2975331 については 2014.09.03 に更新版が公開されていました。

2014/08/19(火) Windows 版 Adobe Reader / Acrobat 11.0.08、10.1.11 公開

Windows

Windows 版の Adobe Reader / Acrobat 11.0.08、10.1.11 が公開されています。1 件のセキュリティ欠陥が修正されています。このセキュリティ欠陥は Mac 版にはありません。

Adobe Reader / Acrobat のインストーラ / アップデータは以下のリンクから入手できます。更新する場合は Adobe Reader / Acrobat のアップデート機能の利用を推奨します。

Adobe Reader 11.0.08、10.1.11 のインストーラ / アップデータの一部は、次のリンクからも入手できます (龍大内部からのみアクセス可)。

Adobe Reader / Acrobat はマルウェア(ウイルス)に狙われやすいプログラムの 1 つです。確実に更新してください。

なお、Adobe Reader / Acrobat 9.x 以前はもはやサポートされていません。Adobe Reader / Acrobat 9.x 以前の利用者は、速やかに Adobe Reader / Acrobat 11.x または 10.x にアップグレードしてください。ただし Adobe Reader / Acrobat 11.x は Windows Vista には対応していません。

関連キーワード: Acrobat, Adobe Reader

2014/08/19(火) Flash Player、AIR 更新版公開(Windows 版 14.0.0.176 など)

マルチOS

Flash Player、AIR の更新版が公開されました。7 件のセキュリティ欠陥が修正されています。

次のバージョンが最新となります。

プラットホームバージョン
Windows (ActiveX)14.0.0.176
Windows (NPAPI プラグイン)14.0.0.179
Mac14.0.0.176
Linux11.2.202.400
Google Chrome14.0.0.177
Windows 8 / Server 2012 / RT の Internet Explorer 1014.0.0.176
Windows 8.1 / Server 2012 R2 / RT 8.1 の Internet Explorer 1114.0.0.176
AIR14.0.0.178 (Windows, Mac)
AIR14.0.0.179 (Android)
AIR SDK & Compiler14.0.0.178 (Windows, Mac, Android, iOS)
AIR SDK14.0.0.178 (Windows, Mac, Android, iOS)

Flash Player は狙われやすいソフトウェアの1つです。利用者は速やかに更新してください。

なお、Flash Player 11.2 (Windows) / 11.3 (Mac OS X) 以降に備わっている自動更新機能については、Flash Player の自動更新について を参照してください。

Flash Player for Windows / Mac / Linux

Flash Player 14.0.0.176 / 14.0.0.179 / 11.2.202.400 は Adobe のダウンロードページから入手できます。また Windows / Mac / Linux 用のバイナリについて RINS web ページでも配布しています (学内からのみ入手可)。

プラットホームダウンロード
Windows (14.0.0.176)Internet Explorer (ActiveX) 用EXE ファイルMSI ファイル
Windows (14.0.0.179)Firefox, Opera など NPAPI プラグイン用EXE ファイルMSI ファイル
Mac OS X (14.0.0.176)DMG ファイル
Linux (11.2.202.400)RPM ファイル32bit 版64 bit 版
tar.gz ファイル32bit 版64 bit 版

原則として Flash Player 14 系列の最新版に更新してください。互換性の問題等により どうしても更新できない場合にのみ、Flash Player 13 系列の最新版 13.0.0.241 をご利用ください。Flash Player 13.0.0.241 は Archived Flash Player versions からダウンロードできます。また Windows / Mac 用のバイナリについて RINS web ページでも配布しています (学内からのみ入手可)。Linux 用の 13.0.0.241 は存在しません。

プラットホームダウンロード
Windows (13.0.0.241)Internet Explorer 用EXE ファイルMSI ファイル
Firefox, Opera などプラグイン方式用EXE ファイルMSI ファイル
Mac OS X (13.0.0.241)DMG ファイル

Flash Player 10.3 系列の更新は 2013.07 で終了しました。11.7 系列の更新も 2014.05 に終了しました。Flash Player 14 あるいは 13 系列に移行してください。

Flash Builder、Flash Catalyst、Flash Professional 等開発ツール用の Flash Player は Adobe Flash Player Support Center からダウンロードしてください。

Google Chrome に内蔵されている Flash Player は自動的に更新されます。ただし、Chrome 本体とは異なり、すぐには更新されないようです。強制的に更新することもできません。利用者は Flash Player が上記のバージョン以降に更新されていることを chrome://plugins から確認してください。更新されていない場合は、更新されるまで無効に設定することを推奨します。chrome://plugins で確認できる Flash Player のうち、PPAPI 版は Chrome 内蔵のもの、NPAPI 版は Firefox などと共用のプラグイン方式用です。

Windows 8 / Server 2012 / RT の Internet Explorer 10 専用版の Flash Player の更新、Windows 8.1 / Server 2012 R2 / RT 8.1 の Internet Explorer 11 専用版の Flash Player の更新は Microsoft から提供されます。Microsoft UpdateMicrosoft Windows Software Update Services などを利用して更新してください。Windows 7 のInternet Explorer 10 / 11 では、専用版ではなく Internet Explorer 汎用版を使用します。

Mac では、14.0.0.145 または 13.0.0.231 より前の Flash Player はブロックされると Apple から案内されています。ご注意ください。参照:Apple Forcing Users to Upgrade to Latest Adobe Flash Plug-In Due to Security Issues (MacRumors)

Flash Player for Android

Android 用の Flash Player の更新は終了しました。詳細は、Archived Flash Player versions の Flash Player for Android 4.0 archives と Flash Player for Android 2.x and 3.x archives を参照してください。

AIR

次の場所からダウンロードできます。

Flash Player バージョン確認方法

現在使用している Flash Player のバージョンは About Flash Player ページ (adobe) で確認できます。Internet Explorer とその他のブラウザ (Firefox, Opera, Safari 等) とで個別に確認する必要があります。

関連キーワード: Flash Player, AIR

2014/07/23(水) Java SE 7 Update 65、Java SE 8 Update 11 公開

マルチOS

Java SE 7 Update 65、Java SE 8 Update 11 が公開されました。20 件のセキュリティ欠陥が修正されています。Java SE 利用者は更新してください。

Java SE 6 の公式アップデートは 2013 年 2 月で終了しました。既に Java SE 6 を狙ったゼロデイ攻撃も行われています。Windows・Linux 版 Java SE 6 の利用者は、早急に Java SE 7 または Java SE 8 へアップグレードしてください。

Mac OS X 版 Java SE 6 についても、更新版の公開が終了した模様です。Java SE が必要な場合は、Java SE 7 または Java SE 8 をインストールしてください。

Java SE 7 の公式アップデートは 2015 年 4 月で終了する予定です。Java SE 7 をご利用の方は、そろそろ Java SE 8 への移行を検討しはじめてください。

Java SE 7 Update 10 以降では、「Web ブラウザでの Java 無効化」を、Java コントロールパネルから簡単に設定できるようになりました。[セキュリティ] タブの「ブラウザで Java コンテンツを有効にする」のチェックを外すだけです。Web ブラウザ上では Java を利用しない場合は、このチェックを外しておいてください。チェックを外すことを強く推奨します。

関連キーワード: Java

2014/07/23(水) Google Chrome 36.0.1985.125 公開

マルチOS

Google Chrome 36.0.1985.125 が公開されています。26 件のセキュリティ欠陥が修正されています。

Google Chrome は自動的に更新されます。Windows / Mac / Linux 向けの Chrome 利用者は上記バージョン以降に更新されていることを確認してください。

関連キーワード: Chrome