【マルチOS】
龍大標準のアンチウイルスソフト、マカフィー VirusScan のウイルス検索エンジンが、8月28日に、自動的に 5200 から 5300 に更新されました。メモリ使用量が最大 42% 削減され、検索速度の高速化も図られているそうです。
- A new engine to drive detection: Faster than ever! (McAfee Avert Labs Blog)
これに関連して、いくつか注意すべき点があります。
- VirusScan Enterprise 8.5i の patch 5 以前において 5300 エンジンに更新し、その後 patch 6 を適用すると、設定データに不整合が生じてさまざまな問題が発生することが明らかになっています。この問題は patch 6.1 によって解決されています。patch 6 をお持ちの方はそれを廃棄し、patch 6.1 を使用するようにしてください。VirusScan Enterprise 8.5i patch インストール方法を patch 6.1 にあわせて改訂してありますので参照してください。関連情報を以下に示します。
- VirusScan for Mac 8.6.1 において、5300 エンジンに自動更新すると、ウイルス定義ファイルを正常に更新できなくなる不具合が発生します。修正プログラム (HF429432) が公開されていますので、適用してください。入手先などについては、マカフィー VirusScan for Mac (Virex) 関連ドキュメントを参照してください。
- VirusScan for Mac 8.6 において、5200 エンジンから 5300 エンジンへの自動更新に失敗する場合があることが明らかになっています。うまく更新できていない場合は、修正プログラム (HF399966) が公開されていますので、適用してください。入手先などについては、マカフィー VirusScan for Mac (Virex) 関連ドキュメントを参照してください。
2008.10.08 追記
VirusScan Enterprise 8.0i および 8.5i において、5100 エンジンがインストールされている場合、 5300 エンジンへの自動更新に失敗するようです。5100 エンジンがインストールされている場合は、最新の SuperDAT を利用して 5300 エンジンへ更新してください。