QuickTime for Windows に未修正の重大なセキュリティ欠陥が 2 件発見されましたが、Apple は修正する予定が無く、アンインストールを推奨していると報道されています。
- Apple、「QuickTime for Windows」のサポートを終了、アンインストールを推奨 (Internet Watch)
- JVNTA#92371676 - QuickTime for Windows に複数のヒープバッファオーバフローの脆弱性 (JPCERT/CC)
この報道は事実であろうと考えられます。QuickTime for Windows がインストールされている場合は、アンインストールする事を推奨します。
その際、iTunes for Windows の動作が不安定になることがあります。その場合は、iTunes for Windows を一旦アンインストールした後に、最新版をダウンロードして再インストールしてください。最新版の iTunes for Windows は QuickTime を必要としません。
2016.04.20 追記
QuickTime for Windows をアンインストールすると、QuickTime に依存している Adobe のアプリケーションの一部の機能が使えなくなると発表されています。
- QuickTime Windows版のサポート終了について (Adobe)
具体的には、ProRes、アニメーション圧縮の読み書き、DNxHD/DNxHR の書き出しで不具合が発生するそうです。ご注意ください。