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2013/11/05(火) OS X Mavericks v10.9 にアップグレードすると外付け HDD でデータ破壊が発生

Mac

OS X Mavericks v10.9 にアップグレード後、外付けハードディスク (HDD) においてデータ破壊が発生したという事例が各地で確認されている模様です。ハードディスクメーカー Western Digital (WD) は、公式に、Mavericks へのアップグレード延期を勧告しました。この事象は WD だけでなく、他社の HDD でも発生しているようです。

事象が発生しているのは、

  • WD の外付け HDD
  • eSATA または Thunderbolt で接続された、他社の外付け HDD

のようです。

十分な情報と対応手法が公開されるまでは、RINS としても、OS X Mavericks v10.9 へのアップグレード延期を推奨します。既に Mavericks v10.9 へのアップグレードを行ってしまった場合は、念のため、外付け HDD の利用を中止してください。WD は「WD Drive Manager、WD Raid Manager、WD SmartWare のアンインストール*1と再起動」を指示していますが、これらを使っていなくても不具合が発生したという報告があります。

内蔵 HDD や、ネットワークを用いたファイル共有にはこの欠陥はありません。

*1 : WWD Drive Manager、WD Raid Manager、WD SmartWare のアンインストールには、WD Software Uninstaller をご利用ください。

2013.11.06 追記

WD Software Uninstaller が公開されました。WD Drive Manager、WD Raid Manager、WD SmartWare のアンインストールには、こちらをご利用ください。

USB 接続の外付け HDD でも事象が発生していると思われる報告があったため、一部の記述に削除マークを入れました。

2013.12.17 追記

WD の更新版ソフトウェアが公開されていました。

2009/02/12(木) Seagate のハードディスクの一部に障害、更新用ファームウェア公開

Seagate 社のハードディスク Barracuda 7200.11、DiamondMax 22、Barracuda ES.2 SATA、SV35 の一部においてファームウェアに障害があり、電源の OFF/ON 操作を行うとアクセス不能となる場合があります。

次の手順で対応してください。

  1. 使用しているハードディスクのモデル名とシリアル番号を調べます。OS が Windows の場合は、Seagate DriveDetect.exe を使用します。Linux の場合は /proc/scsi/scsi ファイルシステムを利用するとよいようです (事例)。FreeBSD の場合は atacontrol コマンドを使用します (事例)。
  2. 調べたモデル名を モデル名チェックページ で確認します。
  3. モデル名が該当する場合は、シリアル番号チェックページ でさらに確認します。
  4. シリアル番号が該当する場合は、ファームウェアダウンロードページ からファームウェア更新用 .iso ファイルをダウンロードし、CD-R/RW に焼きます (焼き方がわからない場合は RINS 担当教員にご相談ください)。焼いた CD-R/RW を使って起動し、指示に従ってファームウェアを更新します。

大手 PC メーカーからも案内が行われています。メーカー製 PC をご利用の方は確認してください。

なお、ファームウェアの更新作業に失敗してデータを失う場合もあり得ます。ファームウェアを更新する前に、必ずバックアップを行ってください。電源の OFF/ON 操作によって障害が発生する恐れがあるため、ネットワーク経由でバックアップする、外付け USB ハードディスクにバックアップするなど、電源の OFF/ON を伴わないようなバックアップが望ましいです。

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