ClamAV 関連ドキュメント

　ClamAV は UNIX/Linux 用のフリーのアンチウイルスソフトウェアです。 商用アンチウイルスソフトに匹敵する機能・性能を持っており、 商用アンチウイルスソフトよりも新種のウイルスへの対応が早いこともあります。 単体で利用できる他、

• milter インターフェイスを利用したメール配送ソフト (sendmail, postfix) との連携
• amavisd-new や Qmail-Scanner などのソフトウェアとの併用による、postfix や qmail での利用
• Dazuko を利用した、Linux や FreeBSD でのオンアクセススキャン
• samba-vscan を利用した、samba サーバでのオンアクセススキャン

などが可能です。

　また ClamWin から、Windows に移植された ClamAV (ClamWin) を入手できます。ClamWin は残念ながらオンアクセススキャンにはまだ対応していませんので、商用アンチウイルスソフトとの併用を強く推奨します。

　ClamAV のデータファイルは、デフォルトでは db.XX.clamav.net (XX はカントリーコード、日本なら jp) から入手するよう設定されていますが、

• 学内に db.jp.clamav.net のミラーサーバ clamavdata.st.ryukoku.ac.jp を設置しました。 db.jp.clamav.net への負荷を低減するためにも、 学内では、なるべくこちらを参照してください。 たとえば ClamAV の freshclam.conf ではこうします:

  DatabaseMirror clamavdata.st.ryukoku.ac.jp

  この場合は、プロキシサーバの設定は必要ありません。

• db.jp.clamav.net を直接参照したい場合、 学内からは db.jp.clamav.net へ直接到達できないため、 プロキシサーバを設定する必要があります。たとえば ClamAV の freshclam.conf ではこうします:

  HTTPProxyServer cache.st.ryukoku.ac.jp
  HTTPProxyPort 8080

　工事中。ClamAV に添付されているドキュメントを参照してください。