Last modified: Fri Oct 1 17:16:41 2004 +0900 (JST)
以下は Red Hat Enterprise Linux ES 3 の例ですが、多くの Linux でも同様だと思います。
以下の作業は root 権限で行って下さい。
ntp パッケージがインストールされていることを確認してください。
# rpm -qa | grep ntp- ntp-4.1.2-4.EL3.1
ntp パッケージがインストールされていない場合は、OS のインストール CD からインストールしてください。
以下の内容の /etc/ntp.conf というファイルを作成して下さい。
研究室代表の NTP サーバの /etc/ntp.conf の設定
server ntp.st.ryukoku.ac.jp server ntp-2.st.ryukoku.ac.jp driftfile /var/lib/ntp/drift restrict default ignore restrict 133.83.0.0 mask 255.255.0.0 notrust nomodify notrap restrict 127.0.0.1
研究室の NTP クライアントの /etc/ntp.conf の設定
研究室代表の NTP サーバのホスト名が foo.elec.ryukoku.ac.jp とすると、 次のようになります。
server foo.elec.ryukoku.ac.jp driftfile /var/lib/ntp/drift restrict default ignore restrict 133.83.0.0 mask 255.255.0.0 notrust nomodify notrap restrict 127.0.0.1
「restrict 133.83.0.0 mask 255.255.0.0」 の部分は、利用している IP アドレス範囲にあわせて、もっと厳しく制限してもよいでしょう。
chkconfig コマンドを使って、OS 起動時に ntpd が起動されるよう設定します。
# chkconfig ntpd on # chkconfig --list |grep ntp ntpd 0:オフ 1:オフ 2:オン 3:オン 4:オン 5:オン 6:オフ
2, 3, 4, 5 の部分が「オン」になっていることを確認してください。
OS 自体を再起動するか、あるいは
# sh /etc/init.d/ntpd start
で ntpd を起動してください。