Last modified: Mon Jul 2 16:16:21 2018 +0900 (JST)
理工学部では、2015 年度末、学部の専門情報処理教育システムと専門情報処理サーバ群を統括的に構築・運用するための基盤装置として、「理工専門教育情報システム仮想化基盤装置」を導入しました。この装置の運用は RINS が行っており、学部の研究教育支援環境構築のための仮想サーバ (OS) を提供しています。
この仮想サーバの構築・運用を希望される方は、以下をご参照ください。なお、利用状況に応じて、今後提供サービスの内容を変更する場合があります。その場合は本ページやメーリングリスト等を通じてお知らせします。
本仮想サーバの利用目的は理工学部の研究教育支援環境構築とし、利用申請の責任単位は学科や各種委員会等とします。
仮想サーバ(仮想マシン)は VMware の管理環境下で構築されたものとなります。
CPU、メモリー、ストレージの基本 (標準) 容量はそれぞれ 1コア、2GB, 32GB とします。それ以上を必要とする場合は、利用希望や負荷の状況により調整しますので、RINS 担当教員 (内線 7414) にご相談ください。
提供する仮想環境は、標準は「RINS がサポートする OS を準備したもの」となります。 提供後の OS のメンテナンスやアップグレードは利用者が行ってください。
提供する OS は、現時点では CentOS(7) または Ubuntu(16.04) となります。他に希望がある場合には RINS 担当教員にご相談ください。
仮想サーバの IP アドレスは、原則として RINS で設定します。 個別の要望がある場合には RINS 担当教員にご相談ください。
理工学部の共通計算機環境 (RINS 管理) を優先とし、仮想基盤の使用状況によっては新たなサービス利用を停止することがあります。
利用(運用)責任者として専任教員を少なくとも 1 名を登録し、非常時等に RINS から連絡が取れる連絡先情報を提供していただく必要があります。
外部公開やサービス提供において、DNS 設定、Web ポート開放 (あるいはファイウォール制限解除) が必要な場合は、別途それぞれ申請が必要となります。利用者が行ってください。
科学技術計算等の装置に高負荷がかかるものや、バックアップ等大量のデータ保存を目的とする利用は不可とします。
OS 以下の (サービス) アプリケーションは各自で責任を持って、インストール・運用を行ってください。ただし、インストールや運用については、RINS でも協力 (サポート) できる場合がありますので、事前にあるいは適宜ご相談ください。
停電やハードウェア障害、緊急対応時には事前の予告なしに停止することがあります。またセキュリティ対策が行なわれていない、あるいはセキュリティインシデントを発生させた仮想サーバについては、事前通告なしに停止、あるいは削除します。大学の停電時や、システムのメンテナンス等でサービスを停止することがありますので、あらかじめご了承ください。緊急の場合を除き、2週間前には通知します。
利用許可は年度毎になりますので、新年度になりましたら必ず利用継続申請を行ってください。 4月中に利用継続申請を行わない場合は、その仮想マシンが利用されなくなったものと判断して削除します。
コンテンツ等のバックアップは利用者側で保管してください。仮想化基盤装置で定期バックアップしているデータは、システムトラブル時のみで使用します。利用者が誤って削除したデータの復旧に使用することはできません。
仮想サーバへの接続は SSH クライアントを用いる方法が基本となります。 サーバを操作するには SSH クライアントが必要となりますので、あらかじめご用意ください(その後のリモート接続 (VNC等) に関しては利用者(仮想サーバー管理者)が設定すれば利用可能です)。
仮想サーバ利用を申請する場合には、RINS 担当教員 rins [at] rins.ryukoku.ac.jp ([at] を @ に置きかえてください) 宛に、以下の内容をお知らせください。 利用の可否や利用開始時期等、詳細についてはメールにてご返答します。
申請責任単位
利用責任者 氏名、メールアドレス
利用目的 (サービス内容)
仮想サーバの希望仕様
※標準の場合は標準で、それ以外の場合は、希望の仕様 (ハードウェア、OS、IP アドレス等) を記入の上、RINS 担当教員とご相談ください