Last modified: Mon Aug 5 20:23:44 2002
最近 Windows NT 4.0 をいじるようになったので、 備忘録のつもりで気がついたことを書いていこうと思う。
手元の Windows NT 4.0 SP5 で ntp 4.0.98h をコンパイルし service として動作させてみた。 正常に動作しているようだ。 やったことは以下のとおり:
ntp のページから 4.0.98h を get。
NT 上に展開。 展開には kmtar for WIN32 を使用。 a オプションをつけて行末コードの変換を行う。
perl が必要となるので ActiveState の ActivePerl APi522e.exe を get してインストール。 環境変数 PERL にインストールディレクトリ (デフォルトは c:\perl) を指定。
エクスプローラから ports/winnt/ntp.dsw をクリックすれば VC++ 6.0 が起動するので、 そのまま build。
インストーラとかはないので、ports/winnt/ 以下にできた *.exe をてきとうなディレクトリへコピー。
設定ファイルは %windir%\system32\drivers\etc\ntp.conf なので、これを作成していろいろ記述する。 中身はふつうの ntpd と同様。たとえばこんな感じ:
# http://www.jst.mfeed.ad.jp/index.html server ntp1.jst.mfeed.ad.jp server ntp2.jst.mfeed.ad.jp server ntp3.jst.mfeed.ad.jp driftfile c:\winnt\system32\drivers\etc\ntp.drift # default: reject anything restrict default ignore # for local machines restrict 192.168.0.0 mask 255.255.0.0 nomodify # trust myself restrict 127.0.0.1 restrict 192.168.0.1
instsrv コマンドを使ってサービスとしてインストール。 その後コントロールパネルのサービスから起動。
つくったバイナリを ntp-4.0.98h-nt4bin.lzh に置いておくのでほしい人はどうぞ。 いちおうソースも置いておきます: ntp-4.0.98h.tar.gz
ftp://ftp.microsoft.com/reskit/y2kfix/x86/w32time/ に Windows 2000 標準装備の w32time (SNTP service) の NT 版があるそうです。 (from JWNTUG users-ml 15508: Tue, 23 May 2000 22:03:21 +0900)
ntp 4.0.98 にはセキュリティ方面の大穴があるので、使わないほうがいいです。 最新版を使ってください。 開発環境を消しちゃったので最新バイナリを提供できないのですが、 そのうち直します。
ntp 4.1.0 のバイナリをつくりました。 ntp-4.1.0.bin.lzh です。Windows NT 4.0 日本語版 SP6a + SRP の環境で正常に動作することを確認しています。 基本的には 4.0.98 と同様に build / install すればよいのですが、 ntp 4.1.0 にはもはや perl は必須ではありません。よかったね。
ftp://ftp.microsoft.com/reskit/y2kfix/x86/w32time/ にはなんだかつながらないですね。ふぅむ……。
2002.08.05 追記:
どうも上のやつは Windows 2000 ではうまく動かないっぽいので、http://www.five-ten-sg.com/ にあるやつとか使ってみてちょ。
例のキーボードだが、b を押そうとすると、ときどきポインタにぶつかる。 うーん困ったね。だんだんこれは失敗だったような気がしてきた。
いままで U/Win をテストしてきたのだが、 ドキュメントが少ないわ、ソースはないわでどうにも限界を感じていた。 今日、ついに U/Win はあきらめて削除し CYGWIN b20.1 に移行した。
というわけで、今みているところ:
今いじっている NT は HP Vectra VL なのだが、HP 純正キーボードのかわりに、 ぷらっとホームの OKI Mini Keyboard II をつけてみた。 一度もいじったことがないまま「バクチ」で注文してしまった品だ。
いやぁ小さい。HP 純正キーボードはけっこうデカいので、よけい小さく感じる。 設置場所に余裕が全くなかったので、これは助かる。 Caps Lock と CTRL を入れかえられるのも助かる。 「全角/半角」と ESC が入れかえられると、もっと助かるのだが……。
キータッチは、私の好みよりは固め。けっこうバネが効いている。 私は Apple Keyboard II JIS くらいやわらかいやつが好きなのだ (こういう人は珍しい?)。 HP 純正もけっこうやわらかめで、タッチはわるくなかった。 キーボードに鍛えられるまで 2, 3 日は腕が痛いかもしれない。 2 年前、Apple Keyboard II JIS から、 この文章を打っている NEC PC-9801 キーボード (OS は FreeBSD(98)) に移行するときも、2, 3 日は小指がつりそうだった。うーみゅ。
あと、これ、すっごく「ひらぺったい」ですね。 多少なりともステップスカルプチャになってくれてると、もっとステキなんですが。 最上段のキーがやけに遠い。こんなに遠い思いをするとは予想していなかった。
小型キーボードというと、PFU のHappy Hacking Keyboard が有名だ。 これにはたいへん注目していたのだが、 キータッチがどうにも気に入らなかったため導入を断念した。 カタチはとってもステキなんだが……。 なかなかむつかしいですねぇ、キーボードって。
c:\winnt\help を一般ユーザが読み書き削除できないと、 ヘルプファイルの閲覧に支障があることがわかった。 しかたないので dir=rwd file=rx というパーミッションにしておいた。 しかし、なんでわざわざ c:\winnt\help に一時ファイルをつくるわけ? c:\temp につくればいいだけなのに。