Path: phoebe.st.ryukoku.ac.jp!rinsgw!wnoc-kyo-news!newsfeed.ip-kyoto.ad.jp!netaidnews!Q.T.Honey!news.ksi.ne.jp!pooh.isoternet.org!not-for-mail From: SAKIYAMA Nobuo Newsgroups: fj.comp.security,fj.soc.law,fj.net.misc,fj.soc.internet Subject: =?ISO-2022-JP?B?GyRCREw/Lks1PHVLIUxkQmolbyE8JS0lcyUwJTAlayE8GyhC?= =?ISO-2022-JP?B?GyRCJVckNDBGRmIbKEI=?= Followup-To: fj.net.misc Date: 25 Sep 1999 01:34:09 +0900 Organization: ISOTERNET ASSOCIATION JAPAN. Lines: 96 Sender: sakichan@ppp15.kawasaki-ap3.dti.ne.jp Message-ID: <7sg94f$h4n$1@pooh.isoternet.org> NNTP-Posting-Host: ppp15.kawasaki-ap3.dti.ne.jp Mime-Version: 1.0 (generated by REMI 1.13.2 - =?SHIFT_JIS?Q?=22=D2ike-Ikoino?= =?SHIFT_JIS?Q?mori=22?=) Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP Xref: phoebe.st.ryukoku.ac.jp fj.comp.security:1462 fj.soc.law:30233 fj.net.misc:3488 fj.soc.internet:2325 次のような内容のものができたので案内を流します。関心のある幅広い立場の 方のご参加をお待ちしております。 ------------------------------------------------ 通信傍受法問題ワーキンググループご案内 [はじめに] 通信傍受法の施行に際して具体的にどのような技術的な問題があるかを(主と してインターネットサービスについて)明らかにするワーキンググループをこ こに設立し、オープンな形で技術的な認識を共有したいと思います。 みなさまのご参加を宜しくお願いします。 [WG設立の動機] 1999年8月、通信傍受法(いわゆる盗聴法)が公布されました。通信傍受法が厳 正に運用され通信の秘密の毀損が最小限にとどめられることは、法そのものの 賛否にかかわらず通信にかかわるものすべての共通の利益です。しかしながら、 当局主導の形で環境整備が行われる場合に厳正さが確保されるのかどうか、ま た各種の規則等がオープンな形のものとなるのかどうかについては一般に疑念 が残ります。 そのような疑念のなかで通信事業者や企業・大学などのネットワーク管理者、 あるいはSOHOを営む少人数グループなどが抗弁の術を持たないままに傍受捜査 が行われることになると、通信事業者などは「ユーザからの責めを負うことに なるかもしれない」と、ユーザは「どのような形で通信傍受が行われるかわか らない」と、それぞれ萎縮してしまうでしょう。 そこで、法務省・警察庁・郵政省など関係省庁での作業・指導とは独立に、通 信傍受法の施行に際して具体的にどのような技術的な問題があるかを(主とし てインターネットサービスについて)明らかにするワーキンググループをここ に設立し、オープンな形で技術的な認識を共有していきたいと思います。 [内容] ワーキンググループでの作業はとりあえず次のようなものを想定しますが、議 論の経過によってはその限りではありません。 ・ISPのサービス形態の洗い出し ・可能な通信傍受手段の技術的検討 ・各手段についての法的検討 [参加資格] ワーキンググループ参加対象者は以下のような方を想定しますが、参加資格自 体はオープンなものとします。 ・インターネットサービスプロバイダ(ISP)やネットワークコンサルティング 業に携わるネットワークオペレータ ・インターネット上のプロトコルや、その下位層のネットワーク、あるいは一般に デジタルネットワークについて詳しい技術者 ・ISP企業の法務部の方。また、ISPの直面している法律問題に詳しい、法律家、 弁護士。 [議論の方法] 議論については、メーリングリストで行います。メーリングリストは技術的な 議論やその周辺の法的議論にとどめ、通信傍受法等に関する集会・シンポジウ ム等の案内を流すことは控えて頂きます。また、メーリングリストをオープン なものとするので、企業内のネットワーク構成など、微妙な問題についての開 示は自己責任として頂きます(実際の構成そのものより、一般化した形で議論 に供するほうがいいでしょう)。 [議論・成果物の公表] メーリングリストのメールのアーカイブは一般に公開しません。成果物をまと めて Web で公開することを想定しています。ただ、議論の成果を各参加者が 独自にまとめて公開することについては排除しません。 [Chairについて] Chair については現在募集中です。ワーキンググループの議論の中でふさわし い方がおのずとみつかるものと考えていますが、引き受けてくださる方がいらっ しゃれば歓迎します。 [参加の仕方] majordomo-j@jca.apc.org に subscribe bouju-wg を本文とするメールを送ってください(Subject:欄[件名]は空で結構で す)。折り返し、確認のメールが majordomo-j@jca.apc.org から送ら れますので、その指示に従い、メールを majordomo-j@jca.apc.org に 送り返すと自動的に登録されます。 投稿アドレスは bouju-wg@jca.apc.org となります(投稿開始は 9月 30日からとさせていただきます)。 ご参加をお待ちしています。 ------------------------------------------------ -- SAKIYAMA Nobuo sakichan@lares.dti.ne.jp PGP Key fingerprint = 090F 7F59 3709 E89D F340 398B 6921 0464 D50E 2664 PGP key I used till 1999.9.12(in JST) is revoked