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2019/05/16(木) Adobe Acrobat および Reader 更新版公開

マルチOS

Windows 版・Mac 版の Adobe Acrobat および Reader の更新版が 5 月 15 日に公開されました。84 件のセキュリティ欠陥が修正されています。

次のバージョン以降であれば、セキュリティ欠陥が修正されています。

種別更新版
Acrobat DC / Acrobat Reader DC (Continuous Track)2019.012.20034
Acrobat 2017 / Acrobat Reader DC 2017 (Classic 2017)2017.011.30142
Acrobat DC / Acrobat Reader DC (Classic 2015)2015.006.30497

更新する場合は、Adobe Acrobat および Reader のアップデート機能の利用を推奨します。手動で更新する場合、Adobe Acrobat および Reader のアップデータ / インストーラは以下のリンクから入手できます。

Adobe Acrobat および Reader はマルウェア(ウイルス)に狙われやすいプログラムの 1 つです。確実に更新してください。

なお、Acrobat / Adobe Reader XI のサポートは 2017.10.15 で終了しています。最新の Acrobat DC / Acrobat Reader DC にアップグレードしてください。龍谷大学では Adobe Creative Cloud を利用できます

関連キーワード: Acrobat

2019/05/16(木) Flash Player 32.0.0.192 公開

マルチOS

Adobe Flash Player 32.0.0.192 が 5 月 15 日に公開されました。1 件のセキュリティ欠陥が修正されています。

次のバージョンが最新となります。

プラットホームバージョン
Desktop Runtime (Windows, Mac)32.0.0.192
Google Chrome (Windows, Mac, Linux, Chrome OS)32.0.0.192
Windows Server 2012 の Internet Explorer 1032.0.0.192
Windows 8.1 / Server 2012 R2 / RT 8.1 の Internet Explorer 1132.0.0.192
Windows 10 / Server 2016 の Internet Explorer 11 / Edge32.0.0.192
Linux32.0.0.192

Flash Player は狙われやすいソフトウェアの1つです。ご利用の方は速やかに更新してください。

なお、Flash Player 11.2 (Windows) / 11.3 (Mac OS X) 以降に備わっている自動更新機能については、Flash Player の自動更新について を参照してください。


Flash Player for Windows / Mac / Linux

Flash Player 32.0.0.192 は Adobe のダウンロードページから入手できます。また Windows / Mac / Linux 用のバイナリについて RINS web ページでも配布しています (学内からのみ入手可)。

プラットホームダウンロード
Windows (32.0.0.192)Internet Explorer (ActiveX) 用EXE ファイルMSI ファイル
Firefox (NPAPI プラグイン) 用EXE ファイルMSI ファイル
Opera (PPAPI プラグイン) 用EXE ファイルMSI ファイル
Mac (32.0.0.192)OS X 用DMG ファイル
Opera (PPAPI プラグイン) 用DMG ファイル
Linux (32.0.0.192)Firefox (NPAPI プラグイン) 用 RPM32bit 版64 bit 版
Firefox (NPAPI プラグイン) 用 tar.gz32bit 版64 bit 版
Opera (PPAPI プラグイン) 用 RPM32bit 版64 bit 版
Opera (PPAPI プラグイン) 用 tar.gz32bit 版64 bit 版

以下にご注意ください。

  • Flash Player 31 系列以前の更新は終了しました。Flash Player 32 系列に移行するか、あるいはアンインストールしてください。
  • Flash Builder、Flash Catalyst、Flash Professional 等開発ツール用のFlash Player はAdobe Flash Player Support Centerからダウンロードしてください。
  • Google Chrome に内蔵されている Flash Player は自動的に更新されます。ただし、Chrome 本体とは異なり、すぐには更新されないようです。強制的に更新することもできません。利用者は Flash Player が上記のバージョン以降に更新されていることをchrome://components/ から確認してください。更新されていない場合は、更新されるまで無効に設定することを推奨します。
  • Windows Server 2012 の Internet Explorer 10 専用版の Flash Player、Windows 8.1 / Server 2012 R2 / RT 8.1 の Internet Explorer 11 専用版の Flash Player、Windows 10 / Server 2016 の Internet Explorer 11 / Edge 用の Flash Playerの更新は Microsoft から提供されます。Microsoft UpdateMicrosoft Windows Software Update Servicesなどを利用して更新してください。Windows 7 のInternet Explorer 11 では、専用版ではなくInternet Explorer 汎用版を使用します。
  • Windows Server 2012 / 2012 R2 / 2016 の Flash Player については「デスクトップ エクスペリエンス」機能をインストールしている場合にのみ利用可能となります。また Windows Server 2016 では「リモート デスクトップ セッション ホストの役割」をインストールする必要があります。
  • Mac でインストールが途中で止まってしまう場合は、こちら を参照してください。

Flash Player for Android

Android 用の Flash Player の更新は終了しました。詳細は、Archived Flash Player versions の Flash Player for Android 4.0 archives と Flash Player for Android 2.x and 3.x archives を参照してください。


Flash Player バージョン確認方法

現在使用している Flash Player のバージョンは About Flash Player ページ (adobe) で確認できます。Internet Explorer、Firefox・Safari、Chrome、Opera とで個別に確認する必要があります。

関連キーワード: Flash Player

2019/05/16(木) Microsoft 2019 年 5 月月例更新プログラム公開

マルチOS

Microsoft から 2019 年 5 月の月例更新プログラムが 5 月 15 日に公開されました。Internet Explorer / Edge, Windows, Office, Team Foundation Server, Visual Studio, Azure DevOps Server, SQL Server, .NET Framework, .NET Core, ASP.NET Core, ChakraCore, Online Services, Azure, NuGet, Skype for Android,Flash Playerに関するセキュリティ欠陥が修正されています。

Windows Update / Microsoft UpdateWindows Software Update Services (WSUS) などを利用して更新プログラムをインストールしてください。「毎月第 2 火曜日 (米国時間) は Windows Update の日」に更新方法に関する情報をまとめてあります。また、自動更新を利用する場合は「自動更新について」を参照してください。再起動を促された場合には、再起動してください。

なお、今回、CVE-2019-0708 と呼ばれるセキュリティ欠陥についてのみ、サポートが終了した Windows XP / Server 2003 用の更新プログラムが公開されています。それくらい、危険なセキュリティ欠陥ということです。

Windows Vista にもこの欠陥があると考えられますが、Vista 用の更新プログラムは公開されていません。

2019/05/16(木) Google Chrome 74.0.3729.157 公開

マルチOS

Google Chrome 74.0.3729.157 が 5 月 15 日に公開されました。1 件のセキュリティ欠陥が修正されています。

Google Chrome は自動的に更新されます。Windows / Mac / Linux 向けの Chrome 利用者は上記バージョン以降に更新されていることを確認してください。

2019/04/17(水) Oracle Java 更新版公開、ただしライセンス変更に注意。抵触する場合はOpenJDKへの移行を

マルチOS

Oracle Java SE 8 Update 211 / 212、11.0.3 LTS、12.0.1 が 4 月 17 日に公開されました。5 件のセキュリティ欠陥が修正されています。

なお、Oracle Java についてはライセンスが変更されたので注意が必要です。

窓の杜の記事タイトルだと誤解しやすいのですが、「個人利用」または「開発・テスト・デモでの利用」が無償ということです。詳細は Oracle Technology Network License Agreement for Oracle Java SE (Oracle) を参照してください。窓の杜記事で参照されている Oracle Technology Network License Agreement 【日本語参考訳】 は内容が古いようなのでご注意ください。

有償となるのは Oracle Java を不特定の状況で利用する場合です。Java そのものは今でも無償です。

Oracle Java のライセンスに抵触する場合は、Oracle から商用ライセンスを購入するか、あるいは OpenJDK に移行することになります。OpenJDK は複数のディストリビューターから配布されています。

OpenJDK の新バージョン公開は Oracle Java より 1〜2 週間遅れるのが一般的なようです。本記事執筆時点で Oracle Java と同じバージョンを公開しているのは Zulu だけのようです。

また Java 8 については、Oracle Java と OpenJDK とでは機能が異なりますのでご注意ください。

Java 11 以降では、Oracle Java と OpenJDK は同じ機能となります。

2019.04.19 追記

詳細かつわかりやすい文書が、京都教育大学から公開されています: Oracle Java SEの有償化に伴うOpenJDKへの切り替えの案内 (京都教育大学)。参考にしてください。