▼ 2012/02/16(木) Java SE 7 Update 3 および Java SE 6 Update 31 公開
Java SE 7 Update 3 および Java SE 6 Update 31 が公開されています。13 件のセキュリティ欠陥が修正されています。
- Java SE Download (Oracle)
- Java SE 7 Update 3 Update Release Notes (Oracle)
- Java SE 6 Update 31 Update Release Notes (Oracle)
Java は最も狙われているソフトウェアです。利用者は速やかに更新してください。利用している Java のバージョンが分からない場合は、狙われる Java、最新版へ更新をを参考にしてください。
最新版をインストールしても、旧版が削除されずに残ることがあります。その場合は、正常動作を確認の後、旧版を手動にて削除 (アンインストール) してください。Java が不要な場合は、Java そのものを削除することを推奨します。
なお、Java SE 5.0 のサポートは 2009.11.03 をもって終了しています。Java SE 5.0 以前を利用している場合は、削除の上、Java SE 7 Update 3 または 6 Update 31 に移行して下さい。
また、Java SE 6 Update 31 に対応する Mac 用の Java はまだ公開されていません。
関連キーワード: Java
2012.04.04 追記
Mac 用の Java SE 6 Update 31 が公開されました。
- About the security content of Java for OS X Lion 2012-001 and Java for Mac OS X 10.6 Update 7 (Apple)
ソフトウェアアップデートなどを利用して適用してください。
Java SE 6 Update 31 で修正された欠陥は、既にウイルスに悪用されています。
- JREの脆弱性を突くドライブバイダウンロード攻撃、国内サイトも踏み台に (so-net セキュリティ通信)
- 未パッチのJava脆弱性を悪用するMac Flashback (エフセキュア)
まだ更新していない Java 利用者は今すぐ更新して下さい。また Java が不要な場合はアンインストールしてください。
2012.04.10 追記
Mac 用の Java SE 6 Update 31 ですが、Mac OS X Lion 用のものが 2012.04.06 付で更新されたようです。詳細は不明ですが、初期配布版に何らかの不具合があったと推測されています。
- AppleがJavaのアップデートを再配信、3日のリリースに不具合か (ITmedia)
- About the security content of Java for OS X Lion 2012-002 and Java for Mac OS X 10.6 Update 7 (Apple)
Mac OS X Lion で Java を利用している場合は、お手数ですが、ソフトウェアアップデートなどを利用して再度更新して下さい。なお、Mac OS X Lion では、標準では Java はインストールされていません。
2012.04.14 追記
Mac 用の Java SE 6 Update 31、さらに更新されました。現在流行している Flashback ウイルスの削除ツールが自動実行されます。また 35 日以上 Java プラグインや Java Web Start を使用していない場合、自動的に無効化されます。
Mac OS X 利用者は、お手数ですが、ソフトウェアアップデートなどを利用して再度更新して下さい。
- TB-URL(確認後に公開) http://133.83.35.83/blog/adiary.cgi/vuln/0435/tb/