▼ 2016/10/27(木) Java SE 8 Update 111 および 112 公開
Java SE 8 Update 111 および 112 が公開されました。7 件のセキュリティ欠陥が修正されています。Java SE をご利用の方は更新してください。
- 全オペレーティング・システム用のJavaのダウンロード (java.com)。通常はこちらから。
- Java SE Downloads (Oracle)。Update 112 や開発キット (JDK) 等が必要な方はこちらから。
Update 111 と 112 の違いですが、
- Update 111: セキュリティ欠陥など、重大な不具合の修正のみを行ったもの
- Update 112: Update 111 の内容に加え、他の不具合の修正も施したもの
開発元である Oracle は、Java SE 8 Update 111 への更新を推奨しています。
Java SE 7 以前の無償アップデートは終了しました。Java SE 7 以前をご利用の方は、Java SE 8 へ移行してください。またインストール中に「Search App By Ask」などの 3rd パーティーソフトのインストールを促されることがありますが、インストールしない事を推奨します。Java コントロールパネルの[詳細] タブの「Java のインストールまたは更新時にスポンサーのオファーを表示しない」をチェックすると、3rd パーティーソフトのインストールを促されたりしなくなります。
Java SE 7 Update 10 以降では、「Web ブラウザでの Java 無効化」を、Java コントロールパネルから簡単に設定できるようになりました。[セキュリティ] タブの「ブラウザで Java コンテンツを有効にする」のチェックを外すだけです。Web ブラウザ上では Java を利用しない場合は、このチェックを外しておいてください。チェックを外すことを強く推奨します。
関連キーワード: Java
- TB-URL(確認後に公開) http://133.83.35.83/blog/adiary.cgi/vuln/0918/tb/
▼ 2016/10/27(木) Apple 関連更新(iOS、macOS / OS X、Safari、tvOS、watchOS)
iOS 10.1、macOS Sierra 10.12.1、OS X El Capitan v10.11.6 用 Security Update 2016-002、OS X Yosemite v10.10.5 用 Security Update 2016-006、Safari 10.0.1、tvOS 10.0.1、 watchOS 3.1が公開されました。セキュリティ更新が含まれています。
- iOS 10.1 のセキュリティコンテンツについて (Apple)
- macOS Sierra 10.12.1 のセキュリティコンテンツについて (Apple)
- Download Security Update 2016-002 (10.11.6) (Apple)
- Download Security Update 2016-006 (10.10.5) (Apple)
- Safari 10.0.1 のセキュリティコンテンツについて (Apple)
- tvOS 10.0.1 のセキュリティコンテンツについて (Apple)
- watchOS 3.1 のセキュリティコンテンツについて (Apple)
ご利用の方は更新してください。
OS X v10.9 以前については、セキュリティ更新の提供が終了しています。macOS Sierra にアップグレードしてください。
なお、龍大標準のアンチウイルスソフト Symantec Endpoint Protection で macOS Sierra に対応しているのは、最新のバージョン 12.1.6 MP6 だけです。macOS Sierra にアップグレードする際は、まず Symantec Endpoint Protection をアップグレードし、その後に macOS Sierra にアップグレードしてください。
- TB-URL(確認後に公開) http://133.83.35.83/blog/adiary.cgi/vuln/0917/tb/
▼ 2016/10/27(木) Flash Player 更新版公開(23.0.0.205, 11.2.202.643)
Flash Player の更新版が公開されました。1 件のセキュリティ欠陥が修正されています。
この欠陥を悪用する Windows 7 / 8.1 / 10 用のマルウェア(ウイルス)の存在が確認されています。Windows の利用者は特に、速やかに更新してください。
次のバージョンが最新となります。
プラットホーム | バージョン |
---|---|
Desktop Runtime (Windows, Mac) | 23.0.0.205 |
Google Chrome (Windows, Mac, Linux, Chrome OS) | 23.0.0.205 |
Windows Server 2012 の Internet Explorer 10 | 23.0.0.205 ※ |
Windows 8.1 / Server 2012 R2 / RT 8.1 の Internet Explorer 11 | 23.0.0.205 ※ |
Windows 10 の Internet Explorer 11 / Edge | 23.0.0.205 ※ |
Linux | 11.2.202.643 |
※ 2016.10.28 に公開されました。
設定後、About Flash Player ページ などを使って、Flash Player が起動されないことを確認してください。
Flash Player は狙われやすいソフトウェアの1つです。利用している方は速やかに更新してください。
なお、Flash Player 11.2 (Windows) / 11.3 (Mac OS X) 以降に備わっている自動更新機能については、Flash Player の自動更新について を参照してください。
Flash Player for Windows / Mac / Linux
Flash Player 23.0.0.205 / 11.2.202.643 は Adobe のダウンロードページから入手できます。また Windows / Mac / Linux 用のバイナリについて RINS web ページでも配布しています (学内からのみ入手可)。
プラットホーム | ダウンロード | |
---|---|---|
Windows (23.0.0.205) | Internet Explorer (ActiveX) 用 | EXE ファイル、MSI ファイル |
Firefox (NPAPI プラグイン) 用 | EXE ファイル、MSI ファイル | |
Opera (PPAPI プラグイン) 用 | EXE ファイル、MSI ファイル | |
Mac (23.0.0.205) | OS X 用 | DMG ファイル |
Opera (PPAPI プラグイン) 用 | DMG ファイル | |
Linux (11.2.202.643) | RPM ファイル | 32bit 版、64 bit 版 |
tar.gz ファイル | 32bit 版、64 bit 版 |
以下にご注意ください。
- Flash Player 18 系列の更新は終了しました。Flash Player 23 系列に移行するか、あるいはアンインストールしてください。
- Flash Builder、Flash Catalyst、Flash Professional 等開発ツール用のFlash Player はAdobe Flash Player Support Centerからダウンロードしてください。
- Google Chrome に内蔵されている Flash Player は自動的に更新されます。ただし、Chrome 本体とは異なり、すぐには更新されないようです。強制的に更新することもできません。利用者は Flash Player が上記のバージョン以降に更新されていることをchrome://plugins から確認してください。更新されていない場合は、更新されるまで無効に設定することを推奨します。
- Windows Server 2012 の Internet Explorer 10 専用版の Flash Player、Windows 8.1 / Server 2012 R2 / RT 8.1 の Internet Explorer 11 専用版の Flash Player、Windows 10 の Internet Explorer 11 / Edge 用の Flash Playerの更新は Microsoft から提供されます。Microsoft Update や Microsoft Windows Software Update Servicesなどを利用して更新してください。Windows 7 のInternet Explorer 11 では、専用版ではなくInternet Explorer 汎用版を使用します。
- Windows Server 2012 の Internet Explorer 10 専用版の Flash Player、および Windows Server 2012 R2 の Internet Explorer 11 専用版の Flash Player については、「デスクトップ エクスペリエンス」機能をインストールしている場合にのみ利用可能となります。
- Mac でインストールが途中で止まってしまう場合は、こちら を参照してください。
- Mac では、22.0.0.192 / 18.0.0.360 より前の Flash Player はブロックされるとApple から案内されています。参照:APPLE-SA-2016-06-20-2 OS X: Flash Player plug-in blocked (Apple)
- Windows では、Windows 7 SP1 / Server 2008 R2 上の IE 11 において、21.0.0.198 / 18.0.0.241 より前の Flash Player はブロックされると案内されています。参照:Blocking out-of-date Flash ActiveX controls on IE11 (Microsoft)
Flash Player for Android
Android 用の Flash Player の更新は終了しました。詳細は、Archived Flash Player versions の Flash Player for Android 4.0 archives と Flash Player for Android 2.x and 3.x archives を参照してください。
Flash Player バージョン確認方法
現在使用している Flash Player のバージョンは About Flash Player ページ (adobe) で確認できます。Internet Explorer、Firefox・Safari、Chrome、Opera とで個別に確認する必要があります。
関連キーワード: Flash Player
■ 2016.10.28 追記
MS16-128 - Adobe Flash Player のセキュリティ更新プログラム (3201860) が公開されました。Windows 8.1 / RT 8.1 / 10 をご利用の方、Windows Server 2012 / 2012 R2 で「デスクトップ エクスペリエンス」機能をインストールしている方は、Windows Update 等を利用して適用してください。
- TB-URL(確認後に公開) http://133.83.35.83/blog/adiary.cgi/vuln/0916/tb/