▼ 2019/12/23(月) Chrome 78 + Windows 10 + SEP で不具合発生、対応方法あり
【Windows】
龍大標準のアンチウイルスソフト Symantec Endpoint Protection (SEP) をインストールした Windows 10 または Windows Server 2016 / 2019 において Chrome 78 や Chromium 版 Microsoft Edge を起動すると、「このウェブページの表示中に問題が発生しました」とか「ページを表示できません」と表示されてうまく動作しないことがあります。
- Endpoint Protection を使用していると Google Chrome バージョン 78.0.x で "このウェブページの表示中に問題が発生しました" エラーが発生する (シマンテック)
これは SEP の不具合です。SEP 14.2 以降 + Windows 10 バージョン 1709 以降 / Server 2019 で対応されています。
- SEP 14.0.x 以前を利用している場合、最新の SEP (14.2.2、14.2 RU2) にアップデートしてください。Symantec Endpoint Protection 関連ドキュメント(龍大内部からのみアクセス可)を参照してください。
- Windows 10 バージョン 1703 以前を利用している場合、バージョン 1709 以降(最新はバージョン 1909)にアップデートしてください。
今すぐのアップデートが困難である場合、あるいは Windows Server 2016 や Windows 10 Enterprise 2016 LTSB においては、以下の回避方法のいずれかを実行してください。
- Chrome.exe に --disable-features=RendererCodeIntegrity オプションをつけて起動します。たとえばデスクトップの「Google Chrome」ショートカットのプロパティを開き、「リンク先」の項目の末尾に「 --disable-features=RendererCodeIntegrity」を追加します。追加後、ショートカットをダブルクリックして起動します。
- 次のレジストリ値を設定します。
キー:HKLM\Software\Policies\Google\Chrome
名前:RendererCodeIntegrityEnabled
タイプ:DWORD(32ビット)
値:0
設定後、Chrome を起動します。
- TB-URL(確認後に公開) http://133.83.35.83/blog/vuln/01086/tb/