Last modified: Mon Apr 20 17:48:51 2022 +0900 (JST)
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》 どうする「脱VMware」、ユーザー企業が検討する主な移行先は3種類 (日経 xTECH, 6/27)。ふつうに考えれば Nutanix じゃろ。 自前で組めるだけの技術力があれば KVM という目もあるのじゃろうが。 Hyper-V は、どうも好きになれんのじゃ。
》 VMware問題でIIJやNTTコムなどが大幅値上げ、クラウド料金が2~3倍になる場合も (日経 xTECH, 6/14)
ある国産クラウドベンダー幹部はその損失規模について「年間数十億円規模となる」と語る。わずか1社で年間数十億円規模なのだから、国産クラウドベンダー全体で損失額は数百億円規模になる可能性がある。
実際、IIJは2024年5月10日に開示した2025年3月期の業績見通しにおいて、VMware製品ライセンスの値上げをユーザー企業に転嫁できるかどうかによって、売上高に当たる売上収益と営業利益が最大30億円は変動する可能性があるとした。
(中略)
IIJの2025年3月期における営業利益の見通しは300億~330億円である。VMware製品ライセンスの値上げによって、全社営業利益の1割が吹き飛ぶ恐れがあるわけだ。同社が決算の見通しに幅を持たせたのは初めてという。
すさまじいな……。やっぱり基盤技術は自前で持つべきじゃのう。 他人様に任せるとこういう目に逢う。
》 大阪万博に新たな「実物大ガンダム像」登場 横浜“動くガンダム”の装甲を再利用、片手を高く上げた姿に (ITmedia, 6/26)
「この像の大部分は、動く実物大ガンダムの資材を再活用する。今回は稼働は行わないが、関西エリア初となる実物大ガンダム像を万博という機会と通して世界中の皆様にみていただければ」(榊原さん)
大仏、動かんのか……。
》 ペン型マウスが、外出時の「マウスがかさばる」&「狭い場所で使えない」不満をまとめて解消してくれました! (Internet Watch, 6/21)。マッキーくらいの大きさですか。 これ使おうとすると、モバイルなペン立てが欲しくなると思うんだけど、 記事にはそういう記述はないなあ。 キーボードから右手を離し、 1 秒以内に使用可能な状態にしたいと思うと、 当該マウスは寝かせておくのではなくペン立てにでも立てておいてさっと抜く、 という感じになるのではないか、と思ったのだが……。 note PC にマウントできるようなモバイルなペン立て、なんてあるのかなあ。 無いならつくればいいんだろうけど。
》 「Copilot+ PC」登場でもう「AI PC」も時代遅れ!? “NPU”、“40TOPS”など要件の疑問に迫る (清水 理史 / Internet Watch, 6/24)。 根にあるのが私怨なためか、ぶっちゃけ気味でよい。
筆者が今年2月に購入したMSIのAI PC「Prestige-16-AI-Studio-B1VFG-8003JP」が、急に色あせて見えるようになってしまった。
Copilot+ PC の直前に AI PC などというカテゴリーガ発生していたとは。 実は知らんかった。
で、Copilot+ PC の条件とされている「40TOPS 以上の NPU 塔載」の解説。
もう少し、具体的な指標はないものかと探してみたところ、QualcommのドキュメントにMetaの大規模言語モデルである「Llama2 7B」を使った推論で、30トークン/秒という値が紹介されていた。 (中略) イメージとしては、Hexagon NPUのLlama2の出力結果となる30トークン/秒は、GPT-4よりも少し早く、GPT-3.5Turboよりは遅いといったところになる。
minimum な仕様としてはそういう性能を選択した、ということなのかな。 ガンガンやりたい人は何を言わなくても GPU を選択するだろうしなあ。
》 人類は約60万年前に社会学習を通じて技術知識を急速に蓄積し始めたことが石器の分析で判明 (gigazine, 6/20)
》 6GHz帯Wi-Fiの周波数拡張は24年度末までに検討、AFCによる共用が焦点に (Business Network, 6/19)。 これの件: 情報通信審議会 情報通信技術分科会 陸上無線通信委員会 5.2GHz帯及び6GHz帯無線LAN作業班(第11回)の開催について (gov-base, 6/12)。6/19 10:00〜 開催の会議についての記事。
議題(予定)
(1)6GHz帯無線LANの周波数拡張・屋外高出力利用に係る検討
(2)5GHz帯無線LANの上空利用に係る検討
(3)その他
5.2GHz帯及び6GHz帯無線LAN作業班のページ (総務省) にはまだ資料が上がってない。関連:
情報通信審議会 情報通信技術分科会 陸上無線通信委員会(第86回) (総務省, 6/20)。「「小電力の無線システムの高度化に必要な技術的条件」のうち「5GHz帯無線LANの上空利用に係る技術的条件」の検討開始について」という資料があるよ。
上↑のの周辺を見ていたら、WiFi HaLow の周波数拡大の話が出ていた。
情報通信審議会 情報通信技術分科会 陸上無線通信委員会(第85回) (総務省, 3/13)。「「900MHz帯自営用無線システム高度化の技術的条件」の検討開始について」。
あと、ぐぐったら富士通総研の資料を発見。
新規格 Wi-Fi HaLow の現状と先行事例 (富士通総研, 2024.03)
でもこういう use case って、 TP-Link の最大5kmの長距離Wi-Fiブリッジ「EAP215-Bridge KIT」 みたいなのの方が解決になったりしません?
》 Raspberry Pi開発企業が株式上場を果たし初日の取引を38%増で終える (gigazine, 6/12)。すげえ。
》 KDDIのSub6エリアが関東で2.8倍拡大、「干渉」解決で (Business Network, 6/14)。へぇ。
2023年度末に、衛星通信事業者が地球局を移転したことで、Sub6基地局の出力アップとアンテナ角度の最適化が可能となった。
》 5Gミリ波の普及促進策を徹底議論 NTTドコモ、クアルコム、ノキア、エリクソンらの見解は? (Business Network, 6/17)。議論の内容、なんだかローカル5G感があるなあ。
》 紛らわしいWi-Fiアンテナケーブルの端子の規格(MHF4とU.FL) (まとめくんブログ, 2022.09.26更新)。 OrangePi Zero3 を買ったら U.FL じゃなくて MHF4 だったので難儀したのです。
そもそも MHF4 というものが存在することを知らなかったので、 「あれ、はまらない?! U.FL より一回り小さいコレは何?」を調べるところから始めなければならなかった。
どちらも技適未通過なのでダミーロードを付けて有線で運用するのが吉のだけど、 OrangePi Zero2 を買ったときにあわせて購入した U.FL な品が OrangePi Zero3 では使えず、 導入作業が全面的にストップしてしまった。あらためて AliExpress で MHF4 なものを購入。 円安 (=アベノミクス) のおかげで価格が 1.5 倍くらいになっているぞクソが。
で、ようやく MHF4 なものが今日届いたので OrangePi Zero3 に装着。問題なし。
》 ヒット曲「金太の大冒険」で♪金太負けるな~連呼 つボイノリオは「印税は一銭も入らず」と今も嘆き (日刊ゲンダイ, 6/10)。 個人的には「本願寺ぶるーす」「断絶の壁」が好きです。
》 Raspberry Pi 5にCore Ultra超えのAI専用プロセッサを追加できる「Raspberry Pi AI Kit」を取り付けてAIカメラ化してみたよレビュー (gigazine, 6/4)。こんなのがオフィシャルに用意される時代になったのだなあ。
》 Starlinkの活用で“どこでも無人化施工” NTT Comが建機の遠隔操縦ソリューション (Business Network, 6/7)。うーん、コンソールがショボいんだよなあ。 VR ゴーグルやマイク/ヘッドフォンと組みあわせて、現場にいるような臨場感をつくれると思うんだ。
》 FLARE SYSTEMSとネクス、IoT機器向け5G仕様「RedCap」実装に向けた相互検証に合意 (Business Network, 6/6)。RedHat ではない。
RedCapは、通常の5Gから高速通信の機能をLTEレベルに抑えることで、端末の低消費電力化や小型化、さらに低価格を実現し、LTEからの置き換えや、速度を必要としないIoT用途に5Gの利用シーンを広げることが可能になる。また、5Gの複雑性を軽減することで、「LTEと比べ、さらなる低遅延化・信頼性向上」を実現しつつ、「デバイスの小型化」「省電力」「低コスト」なども実現し、ウェアラブル端末や各種産業用センサーデバイスなどへの活用が想定される。
》 【訃報】「ルパン三世」峰不二子役や「天才バカボン」ママ役を演じた増山江威子さん死去 (gigazine, 6/3)。合掌。
》 RockChip ARM SoCs (FreeBSD)。 FreeBSD 14.1-RELEASE が出た ので状況を確認してみると、サポート対象に Radxa ROCK 4C Plus が含まれている。ROCK 4C Plus は手持ちがあるので試してみよう。
ラズパイではどうだったっけ? と思って armRaspberry Pi (FreeBSD) を見てみると、pi 4 までで動くものの wifi が使えないというのが苦しいなあ。
2024.06.17 追記: ROCK 4C Plus + FreeBSD 14.1、試してみたけどうまく起動できんかった。うーむ。
》 【Vol.023】S&Iニュースレター 増える選択肢と変わるライセンス体系。企業はどのHCIソリューションを選ぶべきなのか? (エス・アンド・アイ, 5/20)
今後は、一次代理店としてネットワーク製品を中心に扱ってきたH3CのHCI製品の取り扱いも予定しており、製品検証を進めています。H3C HCIは、H3Cが独自開発しているハイパーバイザーおよびSDSで構成されます。vSphereよりも後発ではあるものの、vSphereと同様の機能を搭載しており、中国におけるHCI市場では高いシェアを持っています。vSphereからの仮想マシン移行機能が管理画面に標準搭載されていることが特徴で、vSphereからの移行先の選択肢の1つとなる製品ではないかと考えています。
さすがに HCI となると地政学的リスクを考えてしまうのですが、大丈夫なんですかねえ。
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