Last modified: Wed Jan 26 16:09:00 2011 +0900 (JST)
PuTTY のインストール でインストールした PuTTY を利用して、リモートホストへ接続してみましょう。 ここでは rins.st.ryukoku.ac.jp へ接続してみます。
スタートメニューから [すべてのプログラム]→[PuTTY ごった煮版]→[PuTTY] を選択します。 すると、「PuTTY 設定」ウィンドウが表示されます。
ホスト名に「rins.st.ryukoku.ac.jp」を入力し、[開く] をクリックします。
初回の接続では、「PuTTY セキュリティ警告」ウィンドウが表示されます。
SSH では、接続先が本物かニセモノかを確認する手段として「公開鍵暗号」という暗号方式を利用します。 本物かニセモノかを確認するには、接続先ホストの「ホスト公開鍵」をあらかじめ取得しておく必要があるのですが、これがまだ取得されていない場合、 PuTTY は「ホスト公開鍵」を自動的に取得した上で「今接続しようしているホストはこのような公開鍵を所有していると言っているが、これは本物か?」と確認します。 これが「PuTTY セキュリティ警告」ウィンドウの表示内容です。 この内容は、あなた自身が何らかの手段を通じで入手し確認しなければなりません。
実際には、「PuTTY セキュリティ警告」ウィンドウには「ホスト公開鍵」そのものではなく、「ホスト公開鍵のフィンガープリント (指紋)」が表示されます。 この例では、rins.st.ryukoku.ac.jp の「ホスト公開鍵」は rsa2 鍵で、「ホスト公開鍵のフィンガープリント (指紋)」は ssh-rsa 1024 52:32:d9:b3:5e:06:ab:5a:63:46:d4:3d:19:75:68:5b となっています。 rins.st.ryukoku.ac.jp は複数のホスト公開鍵が保存されており、使用するプロトコル毎に別々のホスト公開鍵が使用されます。
SSH プロトコル バージョン 1 |
1024 a4:29:8f:1f:12:40:87:58:af:b3:ce:ee:60:fe:79:a3 | |
---|---|---|
SSH プロトコル バージョン 2 |
RSA 鍵 (RSA2 鍵) |
1024 52:32:d9:b3:5e:06:ab:5a:63:46:d4:3d:19:75:68:5b |
DSA 鍵 | 1024 d8:61:26:07:34:91:01:a1:8c:21:68:7c:36:1d:86:90 |
表示内容と見比べると、確かに合っています。合っているので [はい] をクリックして続行します。 ではもし合っていなかったら? 接続先はニセモノです。[いいえ] をクリックして中断し、RINS 担当教員にご連絡ください。
[はい] をクリックして続行すると、「PuTTY Security Alert」ウィンドウは消え、「rins.st.ryukoku.ac.jp - PuTTY」ウィンドウに login as: と表示されます。
ここであなたのユーザ名を入力しリターンを押します。 すると username@rins.st.ryukoku.ac.jp's password: と表示されますので、パスワードを入力しリターンを押します。 ↓の画面では、ユーザ名が kjm である場合の例を示しています。
正しいパスワードを入力した場合は、ログインに成功しこのような画面になります。
終了するときは、logout と入力しリターンを押します。
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